「レイトン教授」シリーズ正統派続編が17年春に発売!新主人公カトリーは有村架純
2016年7月28日 15:30
[映画.com ニュース] レベルファイブ社の新作発表会「LEVEL5 VISION 2016」が7月27日、千葉・舞浜アンフィシアターで開催された。人気推理ゲーム「レイトン教授」シリーズの正統派続編となる「レディトレイン 富豪王アリアドネの陰謀」が2017年春に発売開始となることが発表され、レイトン教授の娘であるカトリーエイル・レイトンが新主人公となることがわかった。声優キャストは、カトリー役の有村架純をはじめ、役所広司、黒木メイサ、坂口健太郎ら人気俳優が結集する。
累計出荷枚数が1550万本を超える「レイトン教授」シリーズは、壮大な謎を解いていく推理アドベンチャーゲーム。新たな主人公を迎える今作は、ストーリー設定も大きく変わり、ロンドンで起こる小さな怪事件や謎を解くという、日常的で身近な物語が展開される。突如姿を消した父親エルシャール・レイトンを探すために「何でも屋、兼ナゾトキ探偵」を始めたカトリーが、奇想天外な発想力を駆使して、さまざまな依頼に挑む姿を描く。
カトリー役の有村は「収録はとても難しくて。私は何回か声優のお仕事をやらせていただいているのですが、毎回毎回難しいなと思いながらやらせていただいています」とアフレコを振り返る。一方、カトリーの助手のしゃべる犬・シャーロ役の役所は「犬という役、とても楽しみにしていました」とニッコリ。そして「セリフ的には漫才のツッコミのようなセリフが多く、収録では非常に楽しく演じることができました」と感想を語る。
さらにカトリーのもう1人の助手となるノア・モントール役の坂口は、「ノアのキャラクター性がカトリーとシャーロのやり取りをより魅力的に見せているのかなと思いました」と自らの役をアピール。天才分析官のジェラルディン・ロイヤー役の黒木は、「自分の信念を持っているところは女性としてもかっこいいなと思いました。役のイメージを膨らませて楽しくアフレコさせてもらうことが出来た」と達成感をにじませた。
本シリーズの醍醐味である「ナゾトキ」を手がけるのは、ゴースト暗算開発者の岩波邦明氏。パズル、能力開発、学習参考書など数多くの書籍を手がけ、メディアでも注目されている人物だ。3月に亡くなった多湖輝さんから引き継ぐ形となったため「たくさんいい謎を作れるように、少しでも多湖先生にちかづけるようにがんばりたいです。多湖先生の志を受け継ぎ、楽しい謎を作っていきたい」と意欲をみなぎらせた。
「レディトレイン 富豪王アリアドネの陰謀」はニンテンドー3DSとAndroid/iOS対応で2017年春に発売。