真田イヤーに映画と舞台版で再演「真田十勇士」に篠田麻里子も参戦!
2016年7月27日 17:30
[映画.com ニュース]2014年に初演され、その大胆な発想とスペクタクルなアクションで大ヒットを飛ばした舞台「真田十勇士」。この時代活劇が9月11から、よりパワーアップして再演される。同時期に映画版公開、小説の出版というメディアミックスでも話題を呼んでいる同作の製作発表記者会見が7月27日に都内で行われ、中村勘九郎、加藤和樹、加藤雅也、浅野ゆう子、篠田麻里子を始めとする出演者15名と演出の堤幸彦、脚本のマキノノゾミらが顔をそろえた。
本作は「名将・真田幸村は非力な凡人だった」という設定の下、猿飛佐助が「嘘も突き通せば本当になる」と十勇士を集めて戦国の世を暴れ回る痛快作。映像やワイヤーアクションなどを駆使し、ド派手なエンターテインメントに仕上げて人気を博した。演出の堤は「またこの作品ができることが幸せ。前回の舞台にかなり手を加えていきたいと思っています。演技も殺陣も、プロジェクションマッピングも照明も新しく。お出になる方に申し上げますけど、ひと言で言うと『大変』です(笑)。身の安全は自分で確保してください」と語り、出演者の苦笑を誘った。
猿飛佐助役で主演する勘九郎は、再演の話を聞いて「マジか!」と思ったと語りながらも「再演って初演と比較されたりするものだと思うんですけど、これは比較する必要がないくらいスゴイことになると思います」と、期待度の高さを表明。さらに「今回、映画を経ての再演で何がいちばんかと言うと、キャスト、スタッフ一同が不可能に挑むという気持ちでいるところ。どうにかして成功させようという気持ちのあふれている舞台なので、とても心地いいです。見ている方向や突き進んでいく魂が皆一緒なので、その空間にまたいられる幸せを噛みしめながら、大変な日々を送りたいと思います」と意欲を見せた。
さらに、勘九郎は先日大阪での会見で「三谷さんがパクってくれた」と発言したことに触れ、「その後すぐに三谷さんからメールが来まして。大河ドラマの『新撰組』が終わった時点で次は真田幸村だと決めてたから、こっちが先だもーん、と。三谷さんすみません。こっちが真田イヤーに乗っかって、(大河ドラマを)食う勢いで舞台、映画とやりますので、よろしくお願いします」と、おわびと訂正を行った。
また、くノ一の蛍役でAKB48卒業後、初の舞台を踏む篠田麻里子は「このお話をいただいたとき『絶対やりたいです!』と即答したほどで、期待に胸をふくらませていたんですけど、いま堤監督やマキノさんに『大変だよ』と言われ、不安でたまらないです(笑)。でも私は大変だよとか無理だよと言われれば言われるほどほど燃えてくるので、この3カ月間はがんばって、この舞台が自分の最後の仕事というくらいの気持ちで乗り切りたいと思います」と意気込んだ。
舞台「真田十勇士」は9月11日~10月3日 新国立劇場中劇場で、10月8~10日 KAAT神奈川芸術劇場で、10月14日~23日 兵庫県立芸術文化センターで上演される。
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