土屋太鳳はメガネ男子好き!理系女子演じた「トリガール!」撮影好調
2016年7月26日 06:00

[映画.com ニュース]女優・土屋太鳳が主演する映画「トリガール!」の撮影現場がこのほど、初公開された。都内の理系大学でのロケに臨んだ土屋が、胸中を語った。
「100回泣くこと」「デビクロくんの恋と魔法」などで知られる中村航氏による同名小説を、「ヒロイン失格」の英勉監督がメガホンをとり映画化。一目ぼれした先輩に誘われ、人力飛行機の大会「鳥人間コンテスト」に出場するサークル「T.B.T」に入った理系女子・鳥山ゆきな(土屋)が、仲間と切磋琢磨し成長する姿を描いた。
ゆきなは、人力飛行機のパイロットとして才能を開花させていく役どころ。飛行機のプロペラは自転車のペダルで駆動するだけに、土屋はロードバイクに初挑戦している。
この日は、T.B.Tのパイロット試験で同級生の男子がバタバタと倒れるなか、ゆきなが鼻歌交じりに30分こぎ続けるシーンや、あこがれの先輩・高橋圭と大嫌いなヤンキー・坂場大志とトレーニングに興じる場面などを撮影。数10人のメガネ男子に取り囲まれるひと幕もあり、土屋は「ビジュアル的に、皆がメガネだということが面白いです。不思議な光景です」と目を丸くした。
それでも、「もともと私は、メガネ男子は好き」と明かし、「子どものころから『名探偵コナン』が大好きなんですけど、コナンくんもメガネ男子ですし、うちでは祖父と弟がメガネ男子なので、親しみがあります」と話す土屋。「(メガネで)表情が広がる気がするんです。たとえば、メガネをちょっと押し上げる時にどの指を使うかとか、どう押し上げるかでも、その人の性格が出るので、心の小道具って感じで素敵だなと思います」と説明した。
また英監督の演出により驚き、戸惑い、怒り、笑顔、毒舌ツッコミなどさまざまな表情を引き出されており、土屋は「いろいろなことを演技に取り入れていて、『やったもん勝ちだな!』って勢いのある素敵な現場だと思います」と充実の様子。夏の日差しのもと、ハードな撮影が続いているが、現場では笑顔が絶えず「皆さん、すごく楽しんでいる感じがします。全員が笑顔で、そしてすごくクールジャパンな感じ。作品にもゲームっぽい空気が流れていたりしますし、フットワークが軽くてスタイリッシュで、元気な現場だなと思います」と話した。
「トリガール!」は、7月末に滋賀で開催される「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2016」会場での撮影も控えており、飛行シーンの出来栄えに期待が高まる。2017年公開予定。
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