松本潤×有村架純で恋愛小説「ナラタージュ」を映画化!行定勲監督がメガホン
2016年7月14日 05:00

[映画.com ニュース] 松本潤と有村架純の共演で、島本理生氏の恋愛小説「ナラタージュ」が映画化されることが決定した。松本、有村ともに初の顔合わせとなる行定勲監督のメガホンで、一生に一度しか巡り合えない狂おしいほどの恋を描き出す。
2005年に出版された原作は、第25回野間文芸新人賞を最年少で受賞した島本氏が20歳の若さで執筆した作品。高校教師と生徒として出会った2人が、時を経て再会し、決して許されない究極の恋に落ちるさまがヒロインの回想としてつづられ、06年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝き、第18回山本周五郎賞の候補にも挙がった。ちなみに“ナラタージュ”とは、映画や演劇で人物の語りや回想により過去を再現する手法を意味する。
主演ドラマ「99.9 刑事専門弁護士」が好評だった松本が今作で演じるのは、主人公の高校教師・葉山貴司。学校になじめずにいた工藤泉を自身が顧問を務める演劇部に誘い、再会後、許されない恋に悩むという役どころだ。7月初旬にクランクインしているが、松本は「行定監督がこの映画で描きたいとおっしゃったテーマに強く共鳴し、ただいま撮影に参加させてもらっています」とコメントを寄せている。さらに「有村さんと一緒に、清らかであるのと同じ程、苦しい心模様を表現していきたいです」と意気込んだ。

一方、来年放送のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のヒロインに起用され、ますます勢いに乗る有村は、すべてを捧げてもいいと思える恋に身も心もさらけ出し、突き進む女子大生の泉を体当たりで演じる。「出演が決まってからとても楽しみにしていました。新しい環境での撮影に『刺激的な夏になる』と感じております」といい、「大人とか子どもとか関係なく、一人の女性として一人の男性に愛を注いでいくのですが、そのとても繊細な恋愛模様を大切に大切に演じていきたいと思います」と抱負を述べる。
行定監督は、「心憂い男と女の深淵を描いた島本理生さんの原作小説を手にして10年、念願の企画が始動します」と思い入れたっぷり。「恋することがこんなにつらいのなら、しなければよかったと思えるような、恋愛映画の金字塔を目指してスタッフ・キャスト一丸となって挑みたいと思います」と宣言した。
映画「ナラタージュ」は17年秋公開予定。
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