松田龍平演じるおじさんの行く末は…?「ぼくのおじさん」ティザーポスター完成
2016年7月9日 06:00

[映画.com ニュース] 松田龍平主演で芥川賞作家・故北杜夫さんの児童文学を映画化する「ぼくのおじさん」のティザーポスターが完成した。松田と子役の大西利空くんが、イラストレーターの和田誠氏が手掛けた原作の書影と同じ構図で配置されている。
同作は、芥川賞受賞作「夜と霧の隅で」やエッセイ「どくとるマンボウ青春記」など数々の著作で知られる北さんの児童文学作品を、「天然コケッコー」「苦役列車」の山下敦弘監督が映画化。だらしない“おじさん”の日常と恋を、甥っ子の小学生・春山雪男の目線で描く。
松田扮するおじさんは、大学の臨時講師で哲学を教えているせいか、屁理屈をこね、時には雪男をダシに母からお小遣いをもらい、万年床でマンガばかり読んでいるダメな大人。そんなおじさんだったが、見合いで出会ったハワイの日系4世・稲葉エリー(真木よう子)に一目ぼれし、コーヒー農園を継ぐため帰国したエリーに会うためハワイへ出向くことを決める。
ティザーポスターは、ぼさぼさ頭でひげを生やしただらしのないおじさんと、おじさんの行く末を案じるかのような表情を浮かべるしっかり者の雪男の対比が、おかしみを感じさせる仕上がりとなっている。
「ぼくのおじさん」は、松田と利空くん、真木、戸田恵梨香、戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎らが共演する。11月3日から全国で公開。
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