“ドラァグクイーン”三浦春馬「キンキーブーツ」稽古場でハイヒールのパフォーマンス披露
2016年6月30日 15:47

[映画.com ニュース]イギリス映画をミュージカル化してブロードウェイで大ヒット、トニー賞の主要賞を総なめにした「キンキーブーツ」。来日公演に先がけて上演される日本版キャストの公開稽古が6月30日、都内のスタジオで行われ、主演の小池徹平、三浦春馬、ソニンらがパフォーマンスを披露した。
同作は、倒産の危機に瀕した靴工場の御曹司チャーリー(小池)が、ドラァグクイーンのローラ(三浦)と出会い、彼女のためのブーツ作りに乗り出すという物語。まずは小池がブーツ作りを思いついて歌う「Step One」を軽快に。続いて、高いヒールのブーツを履いた三浦が「セクシーなブーツでなくちゃ!」と「Sex Is In the Heel」をセクシーに歌い踊り、稽古場を盛り上げた。
報道陣向けの取材では、小池が「稽古もいい感じに進んで何となく全体の形が見えてきたところです。早くお客様に見ていただけるよう、毎日切磋琢磨して仕上げていっている感じで、みんなすごく熱くなってきています」と順調ぶりをアピール。ブロードウェイで見たときから「絶対に日本で受け入れられる、楽しめる作品だとビビビッと来た」というソニンは、「いま最高のキャストでできているという喜びを噛みしめながらリハーサルしています。日本オリジナルの良さというものも、日本の皆さんにお伝えできるように頑張っています」と語った。
ドラァグクイーン役の三浦は、3年前に初めて見たときから「日本で上演されることになったらぜひこの役のオーディションを受けたい」と熱望していた役を得て、喜びいっぱい。「すごく力のある作品で、(他人を)受け入れれば自分を変えられるという大切なメッセージを、最後にビシッと楽しく伝えてくれるんですよね。ハイヒールのブーツで踊るのは苦労もありますが、だからこそ挑む頂が高いので、燃える。履くだけでテンションを上げてくれるような、志を上げてくれるような、そんな感覚にしてくれるブーツ。見に来たお客様もヒールを見る目が変わるんじゃないかなというくらい魅力的なので、楽しんでいただけると思います」と自信を見せた。
共演は初だが「初めてという感じがしない」という小池と三浦は、ソニンから見ても「いつも熱く語り合っている」ほど、息もぴったり。「まったく違う役柄で、どっちかが楽だったらイラッとすると思うんですけど(笑)、どっちもしんどいんです。やりきったときの達成感もすごいと思います」と小池。さらに、「ブーツを履いて踊るローラはめちゃくちゃカッコいいので、僕もやりたいって願望もありますよ。もしかしたら劇中で叶うかも?」と示唆。そんな小池について、三浦は「みんなのことを実は見てくれているし、器用ではない僕に『そんなに頑張らなくていいんだよ、お前の役どころは難しいんだから楽に頑張れ』とか、ところどころで優しい」と明かし、チームワークのよさを見せつけていた。
「キンキーブーツ」日本版は、7月21日~8月6日に新国立劇場 中劇場、8月13~22日に大阪オリックス劇場、8月28日~9月4日に東急シアターオーブで上演される。
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