「仮面ライダーアマゾンズ」を初代アマゾン・岡崎徹も歓迎「怖い、そして格好いい!」
2016年6月28日 08:00

[映画.com ニュース] 1974年から75年に放送された「仮面ライダーアマゾン」で主演を務めた岡崎徹が、映画.comのインタビューに応じ、作品の思い出を振り返るとともに、同作を新たな解釈でよみがえらせた新作「仮面ライダーアマゾンズ」の魅力を語った。
「監督も殺陣師も、どうやって作り上げていくか方向性を全然決めてなかったんですよ」と当時を懐かしむ岡崎は、「『燃えよドラゴン』を見て、これは格好いいなあ。少し取り入れようじゃないかと。ブルース・リーの敵にやられた傷が格好よくてね。あれを絶対やりたくて敵を強くしてくれ、血みどろの戦いをさせてくれというのと、安易に変身しちゃうと弱いものいじめになるから、ぎりぎりまで変身を引っ張ってくれと」と裏話を明かす。
Amazonプライム・ビデオで配信中の「仮面ライダーアマゾンズ」では、岡崎が作り上げたアマゾン像を継承し、新たに現代的なエッセンスを加えた物語が展開。化学実験により生み出された“アマゾン”たちが、敵味方に分かれて死闘を繰り広げる。人気の高さを受け、第2期の製作がすでに決定している。
岡崎は「僕が以前に演じたアマゾンは、友情と正義をうたった番組だった」と前置きした上で「アマゾンというキャラクターを確実に残しつつ、製作者の皆さんが現代的なストーリーを考えた。時代に合った作品だと思います。文句なしに言えるのは、怖い、そして格好いい。興味ある作品であることは間違いないです」と歓迎する。
自身が感じた作品の出来栄えを「大人の私が見ても、最初から映像が怖いしストーリーも怖いですね。最終的に正義をうたうのか、人類の危機をうたうのか、科学の進歩の危機をテーマにするのか、何を訴えるのかが最後まで見ないとわからない。次を見てみたいな、最後はどうなるんだろうと。(スーツのデザインも)現代風に格好よくしてあって、プロテクターがあったり、ヒレもごつくなっていて姿がきれいですよね。映画っぽくて、外国の方でも映像とストーリーにはすっと違和感なく入っていけるんじゃないか」と語った。
俳優業を引退した現在でも、仮面ライダー関連のイベントに参加してファンと交流し「僕が演じたアマゾンを愛してくれていたかつての少年少女が、非常に興味を持っているんです」と語る岡田だが「5年くらい前まではかたくなに拒否していた」と明かす。心境に変化が訪れたのは、「仮面ライダーストロンガー」で知られる故荒木しげるさんとのある出来事がきっかけだという。「当時、荒木君の調子が悪いというから、何10年ぶりかで彼がやっていたお店を訪ねたんです。荒木くんはすごく喜んでくれて『岡崎くんと何か一緒にやりたいな』と言うから『もし俺でできることがあるならやるよ』と言った。それがきっかけなんです」。
実際にファンと接することで「こんなに熱い思いで僕に接してくれる方がいるのかと。この責任から逃げちゃいけないと考えるようになったんです」と実感した岡崎は、さらに「仮面ライダー2号」の佐々木剛の名を挙げ「兄ちゃんと、体の健康を最優先に考えて少しでも長生きして元気な姿でみんなに接していきたいな、これは責任だよなっていう話をよくするんですよ。僕の体が続く限りは接して、お互いに楽しい時間を共有するのが僕もうれしいし、責任じゃないかと考えています」と締めくくった。
「仮面ライダーアマゾンズ」は、Amazonプライム・ビデオで配信中(全13話)。また、配信中のオリジナル版を再編集したテレビ版が7月3日からBS朝日(衛星放送)、7月6日からTOKYO MX(地上波)で放送開始。なお、「仮面ライダーアマゾン」のブルーレイBOXが、10月5日に発売される。
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