「プラダを着た悪魔」主人公はレイチェル・マクアダムスのはずだった!?
2016年6月27日 12:00

[映画.com ニュース] 大ヒット作「プラダを着た悪魔」が2006年6月30日の全米公開から10年を迎えるにあたり、出演者のアン・ハサウェイやメリル・ストリープらが、米バラエティで同作を振り返った。
ジャーナリスト志望のアンドレアが、ファッション誌の鬼編集長ミランダのアシスタントとして働きながら成長していく姿を描いた本作で、ハサウェイは世界的に大ブレイク。しかし、製作のFOX2000がアンドレア役に当初希望していたのは、「きみに読む物語」「ミーン・ガールズ」で勢いに乗っていたレイチェル・マクアダムスだったそう。重役に猛アピールしたというハサウェイは、「我慢が必要だったわ。私は第一候補じゃなかったから」と語る。マクアダムスが何度も辞退し、自分にオファーが自分に回ってきた時は、「着替えの途中だったけど、叫びながらリビングルームを走り回った」と当時の興奮を述懐した。
一方、ミランダ役でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたストリープは、役づくりのインスピレーションを告白。ローレン・ワイズバーガーの原作小説では、VOUGE誌の編集長アナ・ウィンターをモデルとされているが、ストリープは「声色はクリント・イーストウッドを参考にしたわ」と明かし、「彼は決して声を荒げないから、みんな身を乗り出して耳を傾ける。すると自動的に彼がその場で一番力を持った人になるのよ」と解説。それと同時に、皮肉っぽいユーモアは「マイク・ニコルズから盗んだ」と語った。

「プラダを着た悪魔」
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