「生きたいと言え」など名セリフが空間支配!新企画追加「ワンピースタワー」をレポート
2016年6月19日 23:30

[映画.com ニュース] 東京・港区の東京タワーフットタウン内に昨年3月オープンした、テーマパーク「東京ワンピースタワー」。開業から1年以上経過した6月17日、リニューアルされた施設内が報道陣と招待客に公開されたので、映画.comが体験してきました! 世界的人気漫画が題材なだけに、海外からの観光客の姿も多数あり、東京の“新名所”となりつつあるようです。
同パークは、原作者・尾田栄一郎氏が生み出した「ONE PIECE」史上初のテーマパーク。東京タワーを“新世界”に浮かぶ「トンガリ島」に見立て、5感すべてで楽しむことができるアトラクションやレストランなどを用意しています。開業から48日目で10万人が来場し、最も人気の高いライブショーは9カ月間で2000回公演を達成しました。
3階「いりぐちフロア」で来場者を最初に出迎えるのは、新アトラクションの目玉「360ログシアター The World of ONE PIECE」。その名の通り、全方位を取り囲む巨大スクリーンに「ONE PIECE」の名場面が洪水のごとく映し出され、来場者を魂ごと“大航海時代”に引き込みます。
この島にしか生息しない「トンガリ電伝虫」が現れ、しゃがれ声で語りかけた次の瞬間、場面は一気に雷鳴とどろく大荒れの海原に。シャンクスに麦わら帽を託され出航するルフィ、強敵たちとの死闘、さらに「『生きたい』と言えェ!」「愛してくれて……ありがとう」など名セリフの数々が、めまぐるしく登場します。視界どころか、空間全体を支配する映像世界は圧巻です。
映像の最後にルフィとロビンが扉を開け、次のエリア・トンガリ港へ導いてくれます。360ログシアターの余韻に浸りながら通路を抜けると、精巧な等身大フィギュアの「麦わらの一味」が熱烈歓迎。一味によるどんちゃん騒ぎの宴が開催されるなか、突如場内にOPテーマ「ウィーアー!」が大音量で流れ、取り巻きの海賊たちが「一緒に歌おう!」となかば強引に焚き付けてきます。ここで波に乗るように合唱し、テンションを最高潮に上げてから、トンガリ島をめぐる旅へと繰り出しましょう。
5階「てっぺんフロア」では、ルフィたちが躍動するライブショーが上演。今年4月から「ONE PIECE LIVE ATTRACTION “2”」と題した新たな物語が紡がれており、麦わらの一味&トラファルガー・ローVS海軍大将・黄猿の決闘が繰り広げられます。観客参加型のため、配布される「燃える石」を振りかざし、ピンチに陥ったルフィたちを応援できることも特徴です。
罵倒し合うゾロとサンジが、プロジェクションマッピングで照射された海兵をなぎ倒し、床下から噴き上がる煙に包まれたルフィが「火拳銃(レッドホーク)」を放つなど、レーザー光線が乱れ飛ぶステージで縦横無尽に大暴れします。「ピカピカの実」の能力者・黄猿が「天叢雲剣」をスラッと抜くシーンでは、光の刀身が徐々に出現する演出も相まって、観客からひときわ大きな「ヒュ~!」という歓声が上がっていました。
そんなアトラクションの数々を、島民や海賊たちがハイテンションで案内。海賊たちには、名前や「麦わらの一味にあこがれ、ルフィを『兄貴』と慕う」といった背景が設定されており、来場者に気さくに声をかけてくれます。
フランキー役の声優・矢尾一樹さんに声質が酷似している海賊ヘイヘイ・ニーヘイさんに話を聞くと、「お客さんが僕たちも面白がってくれるのは嬉しいですね。かまってくれるのが、一番です!」とニッコリ。仲間のネムロさんとともに、ゾロと“鷹の目”のミホークの対決をフルパワーで再現してくれるなど、サービス精神おう盛。なかには、目当ての海賊に会いに来るリピーターもいるそうです。
リニューアルした「東京ワンピースタワー」は、6月18日から開園。入館料は大人3200円、中人2700円、子ども1600円。
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