元「EXO」クリス・ウーがシングルファザー役に!初主演映画8月27日公開決定
2016年6月17日 12:00

[映画.com ニュース] K-POPアイドルグループ「EXO」の元メンバー、クリス・ウーが映画初主演を果たしたロマンティック・ラブストーリー「あの場所で君を待ってる」が、8月27日から東京・シネマート新宿ほかで公開されることが決定した。クリスは、悩みを抱えながらも家族を支える、シングルファザーのチェロ奏者に扮している。
2015年2月に中国で公開されるや初登場第1位を記録したほか、第28回東京国際映画祭の中国映画週間では、上映作品で唯一チケットが即完売した本作。チェコ・プラハを舞台に、シングルファザーのズーヤンと、天涯孤独となった女性ジンティエンの恋模様を、現在と過去を交錯させながら描く。
亡くなった祖母の思い出の地であるプラハを訪れたジンティエンは、ズーヤンと出会い恋に落ちる。祖母が愛した“ある場所”を探し当て、絆を深めていく2人。しかし家庭に事情を抱えるズーヤンは、ジンティエンの将来を気づかい別れを告げる。再びひとりになったジンティエンは“ある場所”に足を運び、そこで意外な人物と出くわす。
14年にEXOを脱退したクリスが、映画初出演。現在は中国などで俳優として活動しており、ビン・ディーゼル主演の「トリプルX」シリーズ最新作「xXx: The Return of Xander Cage(原題)」の撮影に参加した。リュック・ベッソン監督のSFアクション大作「Valerian and the City of a Thousand Planets(原題)」への出演も決定し、アイドルから華麗なる転身を遂げている。
また「素顔の女神」と称されるワン・リークンが、ジンティエン役をナチュラルな魅力で演じる。さらに中国を代表する女優であり、「見知らぬ女からの手紙」で第52回サン・セバスチャン国際映画祭の最優秀監督賞に輝いたシュー・ジンレイ監督が、自身6作目となるメガホンをとった。シュー監督は、若き日の祖母ランシン役も務めている。
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