離婚泥沼化のジョニー・デップ、バスキアのコレクションを売却
2016年6月12日 11:30

[映画.com ニュース] 女優アンバー・ハードとの離婚が泥沼化しているジョニー・デップが、1980年代にニューヨークのアートシーンを席巻したジャン・ミシェル=バスキアのコレクションをオークションに出品することがわかった。
イギリスの名門オークションハウス「クリスティーズ」が6月9日(現地時間)に発表したもので、現在53歳のデップが25年かけて収集した9点の絵画やドローイングが競売にかけられる。出品の話は、両者の間で今年初めから進められていたという。
出品される作品のほとんどは、バスキアが国際的スターへと開花した81年に制作したアートワークで、なかでも「Pork」は250~350万ポンド(約3.9~5.4億円)という落札予想額がつけられている。デップは、「バスキアの詩がもつ温かさや生々しさ、あるいは彼が伝えている絶対的な問い掛けや真実は唯一無二だ」と作品の魅力をプレスリリースの中で述べた。
デップの妻ハード(30歳)は5月23日、「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請。2人はプレナップ(婚前契約書)を交わしていなかったため、ハードは夫婦関係にあった15カ月の間に2人が稼いだ金額の半分を所有する権利を有するという。英デイリーメール紙によれば、その額は2000~3000万ドル(約21~32億円)に及ぶようだ。なお、ハードは扶養費の支払いも要求している。
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