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天才シェフ役のブラッドリー・クーパー断言!「二ツ星の料理人」は見ると必ず空腹になる映画

2016年6月10日 16:00

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新たな演技のアプローチを行ったという
新たな演技のアプローチを行ったという
Artwork (C) 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

[映画.com ニュース] ブラッドリー・クーパーが映画.comのインタビューに応じ、完璧主義者の天才シェフ役に挑戦した「二ツ星の料理人」について語った。

あるトラブルでパリの一流レストランを追い出されたワケありの2つ星シェフ・アダム(クーパー)が、友人が切り盛りするレストランに転がり込んでシェフとして再出発し、3つ星獲得を目指して奮闘するさまを描く。

「本作はヒューマンドラマであり、ラブストーリーであり、お仕事映画だ」とクーパーが語るように、アダムを中心としたシェフたちの生きざまを描くだけでなく、独善的だったアダムの心の成長やちゅう房仲間のエレーナ(シエナ・ミラー)との恋模様を描いた濃密なドラマも展開する。多彩な魅力が詰まった作品だが、映画の“宣伝文句”をクーパーに尋ねると「『あまりにおいしそうで、この映画を見ると絶対におなかがすきます!』っていうのはどうかな? この映画を見た後、ご飯が食べたくならなかった人に会ったことがないんだ(笑)。ジョン・ウェルズ監督は、出てくる料理をものすごくおいしそうに撮影したと思う」と気さくに語った。

「この映画から学ぶことはすごくたくさんあると思うよ。シェフがどれだけ自分たちを犠牲に、料理に身を捧げているのかを知ることができる。レストランの背景でどんなことが起きているのかを知るのもすごく興味深い。それでいて、思いきりエンタテインメントとして楽しめる作品でもあるんだ」。

「俳優と料理人は滅茶苦茶似ていると思うよ。料理も演技も、ものすごくクリエイティブだし、ほとんど生死をかけているとすら言える」と語るクーパーは、「世界にひとつのプレイブック」(2012)で共演した名優ロバート・デ・ニーロからの教えを引き合いに出し、“鮮度”を共通点に挙げる。「ロバート・デ・ニーロが『その瞬間瞬間に心を開いていなくてはいけない』ってよく言ってくれたんだ。前に1度やったことを繰り返し演じようとしたら、その瞬間を生きていないことになってしまう。(さらに)今回、偉大なシェフに話を聞いて、毎回その瞬間に何が起きているのかを感じて、新たなインスピレーションをもって臨まなくてはいけないと学んだんだ」。

アダムを演じるに当たり、これまでにない新たなアプローチを行ったという。「この作品には、とりわけ多くの挑戦があったよ。僕が本作で目標にしたのは、ミシュランの3つ星シェフのような人物の深層心理を演技で見せるということだったんだ。彼は内面に葛藤を抱えている。これまで演じたことがない役だから、そういう演技も今回が初めてだった。それと、僕がここまで残忍なヤツを演じたのも初めてだ。だけど、彼がそこまで残忍である理由は、彼が完璧なものを作り上げたいがためなんだよね」。「僕が学んだのは、自分がそのときできることをすべてやったなら、自分はそれでよいということなんだ」と語ったクーパーは「僕自身、この映画を経てすごく成長したと思うよ」と充実した表情を見せた。

二ツ星の料理人」は、オマール・シーダニエル・ブリュールアリシア・ビカンダーユマ・サーマンエマ・トンプソンが脇を固める。6月11日から全国公開。

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