ウッディ・アレン新作「教授のおかしな妄想殺人」、松尾貴史ナレーションのTVスポット公開
2016年6月5日 21:00

[映画.com ニュース] ウッディ・アレン監督の新作「教授のおかしな妄想殺人」のテレビスポットが公開され、タレントで俳優の松尾貴史がナレーションを務めていることが明らかになった。複数の声色を使い分け、映像の最後には即興で意味深な笑い声を入れるなど、ナレーションを数多く担当してきた松尾ならではの工夫が光る映像となっている。
個性派俳優ホアキン・フェニックスがアレン監督と初タッグを組み、前作「マジック・イン・ムーンライト」に続きエマ・ストーンがヒロインを務めるコメディ。慢性的な孤独感によって無気力な人間になってしまった大学教授のエイブは、悪徳判事を自らの手で殺すという完全犯罪の計画に生きる喜びを見出し、人生が輝き始める。一方、エイブに恋心を抱く教え子ジルは、危ない妄想に気づかず、思いを募らせていく。
テレビスポットは、エイブが身も心もエネルギッシュな男へと変化していく姿をとらえた映像に沿って、松尾が軽妙な語り口でストーリーを紹介する。また、今回の起用に対し松尾は「敬愛する巨匠の作品のPRに参加できたのは嬉しゅうございます!」とコメントを寄せている。
「教授のおかしな妄想殺人」は6月11日から全国公開。
Photo by Sabrina Lantos (C)2015 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.
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