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森田剛、主演作「ヒメアノ~ル」上海&プチョン映画祭出品に喜び「埋もれてほしくない」

2016年5月28日 15:38

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舞台挨拶を盛り上げた濱田岳、ムロツヨシ、 佐津川愛美、吉田恵輔監督
舞台挨拶を盛り上げた濱田岳、ムロツヨシ、 佐津川愛美、吉田恵輔監督

[映画.com ニュース] 古谷実氏の人気漫画を映画化した「ヒメアノ~ル」が5月28日、全国85スクリーンで公開初日を迎え、主演の森田剛をはじめ、共演の濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美、メガホンをとった吉田恵輔監督が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台挨拶に出席した。

この日、今作が中国・上海国際映画祭のパノラマ部門、韓国・プチョン国際ファンタスティック映画祭に正式出品されることが発表。快楽殺人犯・森田正一役を怪演した森田は、「愛着もあるし、埋もれてほしくない思いもあります。海外に行って広まっていくのは、本当に嬉しいし、嬉しい」と喜びを噛みしめる。ムロは「『嬉しいし、嬉しい』。すごくいい言葉」と称え、濱田も「森田さんをもっと見てもらえるというのは嬉しいですね」と最敬礼。現地入りするメンバーは未定だそうで、佐津川が「私も(現地に)行きたいなあ」と語ると、一同も「俺も行きたい」(吉田監督)、「上海、行ったことないんだよなあ」(ムロ)とおねだりしていた。

今作で映画初主演を飾った森田は、「キャンペーンで監督と濱田さんと地方を回らせてもらった。イタリアの映画祭にも初めて行きましたし、映画っていいなと思いましたね」としみじみ振り返る。鑑賞後の客席を見渡し、「もっとどんよりしているかと思いましたが、笑顔が多くて良かったです」と安どの様子。撮影の合間にはペットショップに通ったそうで、「今日は1人やっつけて、次の日は2人、3人と増えていくと、猫背になっていって重い気持ちになっていく。そういう時は現場近くのペットショップで、癒やされていました」と説明していた。

また、濃厚なラブシーンに挑戦した濱田は、「服を着てというのはありましたが、裸んぼうになってというのは初めてでしたね。一体誰が得するんだと思った」と苦笑い。ムロから「どうなの、緊張するの? AVの男優さんみたいなバスローブ姿で待っているんでしょ?」と質問されると、「見られて興奮するという性癖はないと思った。スタッフのおじさんたちにじっと見られて、恥ずかしいけど貴重な経験でした」と明かした。さらに濱田は「(喘ぎ声の)声録りが恥ずかしかったなあ! 別収録だったんですよ。立ちながら『はあ、はあ、はあ、はあ』」と悲鳴をあげたが、相手役の佐津川は「(ラブシーンは)私のほうがバッと脱いで、岳くんが隠してくれつつの撮影でした」とあっけらかんと話していた。

上海国際映画祭は6月11~19日、プチョン国際ファンタスティック映画祭は7月21~31日(ともに現地時間)に開催。

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