清野菜名、ホラー監督・清水崇の鬼演出に「監督もやってみて」
2016年5月26日 20:00

[映画.com ニュース] 4DX限定で上映されるホラー映画「雨女」の完成披露試写会が5月26日、東京・ユナイテッドシネマ豊洲で行われ、主演の清野菜名、清水崇監督が出席した。
清野は、本作でホラー映画初挑戦。真冬の2月にプールでの撮影に挑んだそうで、「朝の8時半くらいから夜の9時くらいまでずっと入りっぱなしで寒かった」と清水組の洗礼を受けた。清水監督は「最初の3テイク目くらいで『限界です』と言われて。まだ午前中で昼も過ぎていないし、『やれよ女優なら』と思った」と笑いを誘いながらも、「だんだん彼女の顔色が悪くなっていって。相当頑張ってくれたと思う」と賞賛をおくった。
「自分で震えが止められなくなっていった」という清野は、「寒いだけではなく、息を抜いてセリフも言わないといけなかった。(別のカットでは)『もっとブクブクがほしい』と言われて、『何を言っているんだろう……監督もやってみてください』と思いました(笑)」と厳しい演出にお手上げだった。
清水監督は、「生粋のアナログ人間なので(4DX企画に)あまり乗り気ではなかった。ただ、劇場に足を運ばないと見られないという体験のきっかけになると思った」と4DXに踏み切った。韓国のCJ 4DPLEX社とやり取りを重ね「4、5回修正を出して、盛りだくさんにつけてくれていたエフェクトを削ってもらった」。しかし、こだわりを追及した結果、「(修正が多かったため)国際的に修正は2回までと決まりができてしまった」と自ら暴露していた。
この日、4DXを初体験した清野は「じっくり入り込んで見ちゃいました。ずっと怖いというより、ゾクッとかビクッとする瞬間が多かったので、ポイントポイントで恐怖を感じました」。清水監督は、満喫した様子の清野に「(ホラー映画に)主演してくれる女優さんは怖がりといいながらも自分が出た映画はあまり怖がってくれないパターンが多いのですが、ここまではしゃいでくれると嬉しい」と満足げだった。
「雨女」は、6月4日から全国の4DX劇場で公開。
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