森山未來&山田孝之「ドラクエ」呪文のイントネーションに衝撃
2016年5月26日 19:30

[映画.com ニュース] 国民的人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの最新作「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」の完成披露発表会が5月26日、都内で行われ、ボイスキャストを務めた森山未來、武井咲、山田孝之、ゲームデザイナーの堀井雄二氏が出席した。
熱血漢の主人公ラゼル役の森山は、アフレコ風景を振り返り「『ルカナン』の発音が初めてわかって、衝撃的だった」と告白。ルカナンは関西弁の「嘘やん」と同じイントネーションのようで、「『リレミト』『マヒャド』も思っていた発音じゃないんですよ」と明かした。シリーズ生みの親・堀井氏直々の指導により、スタッフ陣も初めて知ったそうで、山田も「俺もそれ、衝撃だった」と同調していた。
さらにゲームキャラクターのアフレコに初挑戦した森山は、「ドラクエに関わることができるという喜びがありました。前作からレベルアップしているので、セリフ量が7、8倍に増えていて半端じゃなかった」と奮闘ぶりを明かす。キャラクターの印象を聞かれると、テレシア役の武井は、ツェザール王子役の山田に対し「ピッタリでしたね」。森山が「言いそうだもんね。『俺の美学が~』とか」と茶々を入れると、山田は「言わねーよ!」と体をのけぞらせて否定した。そんな様子に、堀井氏は「山田さんと森山さんはガッチガチのドラクエユーザー。武井さんは意外にも『いただきストリート』ユーザーで、それでキャラを知ってくれていた。この3人にやってもらえて、光栄でした」と満足気にほほ笑んでいた。
今作はシリーズ30周年を記念して制作され、この日の壇上には約2メートルのスライム型氷像が登場した。森山が「すごいですね。メラで溶かしたい」とつぶやくと、山田も「ちょっとずつね。寂しい気持ちになるだろうね」と同調。それでも山田は「ぜひ還暦くらいまで、『ドラクエ20』くらいまでいって欲しいですね」とエールを送り、堀井氏はファンに向け「30年間やってきて、(ドラクエの)誕生日をやってもらうのは初めて。続けてきてよかったなと思います。30年間、ありがとうございました。そしてこれからも、よろしくお願いします」と深々と頭を下げていた。
30周年記念作品「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」は、5月27日に発売。
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