ファンキー加藤、泉谷しげるの暴走に困惑も初主演「サブイボマスク」に「100%出し切った」
2016年5月17日 20:30
[映画.com ニュース] 歌手のファンキー加藤が映画初出演で主演の「サブイボマスク」のプレミア上映会が5月17日、東京・新宿バルト9で行われた。加藤は共演の平愛梨、泉谷しげるらと舞台挨拶。「難しいことだらけで、台本とにらめっこの毎日でした。点数を客観的には計れないけれど、自分の100%は出し切った。後悔はありません」と満足げな笑みを浮かべた。
過疎化・高齢化が進む地元の町を歌で盛り上げようと、“1人感動ライブ”に奔走する主人公・春雄という役どころで「自分より1.5倍増しで情熱的。こういう男にあこがれるという理想像で、演じられて光栄」と万感の面持ち。撮影は大分・中津、杵築などでオールロケが行われ、「共演者の皆さん、スタッフの皆さん、地元の皆さん全員の情熱がギュッと詰まった作品。見ていただければ、心の底から元気、勇気が沸いてきます」と声高らかにアピールした。
春雄の元カノでシングルマザー役の平は、「結婚も出産もしていないのにお恥ずかしい。普段の私とは正反対の役で、加藤さんに『バカッ』とか暴言を吐けるのが快感でした」と笑顔。加藤のライブシーンの感想を聞かれ、「いただいたDVDですか?」と返す天然ぶりを発揮したものの、「ガッツがあって感動。サブイボ立ちました」と持ち上げた。
だが、町長役の泉谷が「こんなつまんねえ映画。おめえら早く帰れよ」といきなりの悪態。さらに、「俺が町長のわけねえだろ。俺は舛添(要一東京都知事)をやりたかったんだ」とまさに暴言を吐き、会場は大爆笑だったが加藤らは「見出しになっちゃうから」と制御するのに必死だった。
また、同作では過疎化・高齢化の地方都市の全国から募り町おこしを推進する「サブイボマスクプロジェクト」を実施。加藤は既に今月15日に中津でミニライブを行い、6月1日に群馬・渋川、同8日に奈良・吉野町を回るツアーを行うことが決まった。
「サブイボマスク」は、人気シリーズ「秘密結社 鷹の爪」などで知られるDLEの制作チームによるオリジナル最新作。町のヒーローだった覆面プロレスラーの亡き父の遺志を継ぎ、マメカラで地元の応援ソングを歌い続ける春雄のまっすぐな姿に、地元の人々も勇気づけられていく。6月11日から全国で公開される。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】本当に放送していいのか…!?不適切報道か否か?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
開始20分で“涙腺決壊”
【激しく、心を揺さぶる超良作だった…!】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれる!
提供:ディズニー