リーアム・ニーソン「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」リメイク版に主演
2016年5月16日 17:00

[映画.com ニュース] 大ヒットアクション「96時間」シリーズで、娘を守るため悪と死闘を繰り広げたリーアム・ニーソンが、今度は息子を殺され復しゅうの鬼と化す父親役を演じる。米Deadlineによれば、ノルウェー映画「ファイティング・ダディ 怒りの除雪車」(2014)をスタジオ・カナルがリメイクする新作に、ニーソンが主演することが決定した。
ハンス・ペテル・モランド監督、ステラン・スカルスガルド、ブルーノ・ガンツ出演のオリジナル版は、ノルウェーの町を舞台に、除雪車の運転手として市民栄誉賞を受賞した初老の男ニルス(スカルスガルド)が主人公だ。犯罪に巻き込まれ殺された息子の仇を討つため、凶悪組織の抗争に身を投じていく姿を、ブラックユーモアをちりばめながら描いたクライムドラマ。リメイク版は、米コロラド州アスペンのような雪深いリゾート地が舞台となり、ニーソンがニルス役で主演する。
ニーソンは現在、主演作「フェルト(原題)」を撮影中だ。本作は、ニクソン米大統領を失脚させた1972年のウォーターゲート事件の情報提供者“ディープスロート”として知られ、のちに自ら正体を明かした当時のFBI副長官マーク・フェルトを主人公にした政治スリラーで、ニーソンがフェルト役を演じている。
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