殺人鬼を怪演した森田剛、伊映画祭でチヤホヤされ「映画祭グッズ買った」
2016年5月9日 20:35

[映画.com ニュース] 「V6」の森田剛が映画初主演を務めた「ヒメアノ~ル」のジャパンプレミアが5月9日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、森田をはじめ共演の濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美、メガホンをとった吉田恵輔監督が舞台挨拶に出席した。
実写化不可能と言われてきた古谷実氏の人気漫画を映画化。ビルの清掃員として働く岡田(濱田)とカフェ店員・ユカ(佐津川)のピュアな恋愛と、快楽殺人犯・森田正一(森田)の凶行を同時進行で映し出す。圧倒的な存在感で怪演した森田は、「このタイミングで森田という役ができたのは、すごく運が良かった。もうちょっと前でも、後でもできなかったと思う」としみじみと打ち明けた。
今作は、イタリアで行われた第18回ウディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門に出品されており、森田と吉田監督が現地入りした。公式上映の模様を聞かれた森田は、「めちゃくちゃ盛り上がりました。とにかく笑いが多かった。予想外のところで笑いが起き、すごく反応が良かったですね」とほほ笑む。吉田監督も、「イタリアの方はV6を知らない人が多いので、『本当に彼は、日本のアイドルなの? めちゃ怖いんだけど』という空気でした」と充実の表情で語った。
さらに吉田監督は、「森田君はストイックで、欲がなくまっすぐ」と評したうえで、「映画祭ですごいチヤホヤされて嬉しかったのか、物販コーナーに行ってマグカップとかを買っていた。そんなギャップに萌えました」と暴露。一同から「意外!」と声が上がるなか、森田は「映画祭グッズのTシャツとか、ベルトも買ったかな」と照れ笑いを浮かべていた。
一方の濱田は、撮影時に森田と交わした会話に言及。「『気が滅入ったりしないですか』と軽く聞いたら、劇中の森田で『そりゃ滅入りますよ』」と返されたそうで、「とんでもない軽口をきいてしまっと、ヒザが笑うくらいビビりましたね」と話し、客席を沸かせた。
また岡田の同僚・安藤役を演じたムロは、「森田さんと濱田さんが、僕が安藤役をやらないと絶対に嫌だと言っていたと聞いた」と告白。しかし2人は「そんなこと言いました?」(濱田)、「え、誰から聞いたの?」(森田)と心当たりがない様子。それでも「マネージャーから聞きました。正直な気持ち、どうだったの」と引き下がらないムロに対し、森田は「誰でも良かったよ」とジョークで煙に巻いた。「ヒメアノ~ル」は、5月28日から全国で公開。
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