WOWOW版「沈まぬ太陽」国見会長役は長塚京三!石丸幹二、橋爪功らが第2部に登場
2016年5月8日 23:00
[映画.com ニュース] 山崎豊子氏の傑作小説をWOWOWが開局25周年作品としてドラマ化した「連続ドラマW 沈まぬ太陽」の第2部に、長塚京三、陣内孝則、高嶋政伸、石丸幹二、佐野史郎、升毅、平幹二朗、橋爪功が出演することがわかった。長塚は、主人公・恩地元(上川隆也)と並んで重要な役どころである国民航空の会長・国見正之を演じる。
山崎さんの最高傑作と名高い同名小説を、WOWOWが全20話で初めてテレビドラマ化。国民航空の労働組合委員長として経営陣と強硬に交渉したために、パキスタンやケニアなどへ左遷された恩地元の半生を通じ、未曾有(みぞう)の航空機事故や、空の安全を軽視した国民航空の腐敗を描く。
8話までの第1部では恩地が左遷される過程や、僻地での辛苦が語られる。続く第2部は、ある山中に国民航空の大型旅客機が墜落する惨事から始まる。日本に戻っていた恩地は遺族係として働き、事故遺族の深い悲しみと向き合っていた。そんななか日本政府は、労組問題に長けた関西紡績の会長・国見に、国民航空の経営再建を託す。要請を受諾した国見は恩地を会長室の部長に抜てきし、組織にはびこる不正の調査を命じる。
小津安二郎監督作「晩春(1949)」を市川崑監督がリメイクした「娘の結婚」など、WOWOWドラマに多く出演している長塚。「ドラマWも大河ドラマのようになったなと思いました。だってずいぶん前ですよ、国見役のオファーを頂いたのは」と振り返る。さらに「恩地の前に、まるで『救世主』のように現れるのはいいが、その分、視聴覚的な実在感が微妙で、とても悩ましい準備期間を過ごしました。ま、案ずるより産むが易し、ですが」と語り、視聴者に向け「なんびとも所詮、欲で動く者のパワーにはかなわないのだろうか。国見という役を通して、正義を貫くことの空しさ、索漠とした非達成感といったものを感じ取って頂けたら幸いです」と呼びかけている。
「連続ドラマW 沈まぬ太陽」は、渡部篤郎、夏川結衣、小泉孝太郎、國村隼らが共演。第2部キャストの詳細は、順次発表される。毎週日曜午後10時からWOWOWで放送。
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