クロエ・グレース・モレッツ、“2人目のママ”ジュリアン・ムーアから授かった金言
2016年4月28日 12:00

[映画.com ニュース] 米人気女優クロエ・グレース・モレッツが主演するディザスターアクション「フィフス・ウェイブ」が、公開中だ。着実にキャリアを積み重ねているモレッツが、映画.comのインタビューに答えた。
同作は、謎の生命体“アザーズ”の4段階にわたる攻撃により、人類の99%が死滅した世界が舞台。モレッツは、ごく普通の女子高生だったキャシーを演じている。人間に紛れ込んだアザー素の恐怖におびえながら、離ればなれになった弟を探すため、たったひとりで旅に出る姿を描く。

モレッツは、息吹を注ぎ込んだキャシーを演じるにあたり「これまで殺し屋とか、特訓を受けてきた人物を演じてきたけれど、今回のキャラクターは普通の女の子。むしろ、過去に習ってきたことを全部忘れて、『銃の使い方なんか知らないわ』というふりをしなければならなかったの。なんだかおかしかったわ」と戸惑いがあったことを明かす。
子役モデルとしてキャリアをスタートさせ、ハリウッドで最も多忙な19歳といっても過言ではない。そんなモレッツを“普通”でいさせてくれるのは家族の存在だという。「私が地に足をつけたまま前進できているのは、家族のおかげなのよ。家族がいなかったら、私は今まで自分がやってきたことを何ひとつ達成できなかっただろうと思うわ」。
わがままとは無縁のプロ意識についても、「6歳からこの仕事をしてきたのよ。最初からママにプロフェッショナルであることの大事さを言い聞かされてきたわ。『楽しい仕事だけど、あなたが現場にいる時、そこにいる人みんなの生活がかかっているのよ』とね。常にプロらしくあるよう言われてきたし、私はそれをずっと守ってきたの」と明かす。それだけに「成長していく過程で、それを見失うことはなかったわ。『今夜は夜遊びしよう。月曜日の朝、ちょっと二日酔いで現場に行くことになってもいいや』なんて考えたことがないわ。私は、13年もかけて今のポジションにたどり着けたのだから」。

また、「キャリー」で共演したジュリアン・ムーアのことを「私の“2人目”のママみたいな存在」と尊敬してやまない。「お金を稼ぐことではなく、ずっと芸術を創造することに重点を置いてきた人。そこが大事なんだと、私は思っているの。お金をもらえることはもちろん素敵なことだけど、そのギャラをもらわなくても生きていけるのであれば、芸術の創造に集中すべきだわ」。役を選ぶうえで留意している点を聞かれると、「自分に忠実であり続けようと思っているの。アクションスターにも、恋愛映画専門女優にもなりたくない。どんなキャラクターにもなれる、真の役者でありたいの。これからも、その努力を続けたい」と言い放ち、満面の笑みをはじけさせた。
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