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空には監視船、地上には謎の敵・アザーズ!クロエ主演の「フィフス・ウェイブ」本編映像公開

2016年4月5日 12:00

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決死のサバイバル生活が描かれる
決死のサバイバル生活が描かれる

[映画.com ニュース] 「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツが主演したディザスターアクション「フィフス・ウェイブ」の新たな本編映像が、公開された。

謎の生命体“アザーズ”の4段階にわたる攻撃によって、人類の99%が死滅した世界。ごく普通の女子高生だったキャシー(モレッツ)は、人間に紛れ込んだアザーズの恐怖におびえながらも、離ればなれになった弟を探してたった1人で旅に出る。

映像では、自動小銃を片手に森をさまようキャシーが、「種を絶滅させるには、まず弱い個体を殺すのがいい。できるだけ効率的にだ。それが第1~3波だった」とアザーズの攻撃を振り返る。“第1の波”では電磁パルスでライフラインを壊滅させ、続く“第2の波”では地震と津波を起こし、“第3の波”では致死量を増やした鳥インフルエンザをまん延させ、人類を駆逐してきたアザーズ。さらに、人間に化けて地表に降り立ち、生存者狩りを始める。

映像では、空を飛ぶ監視船や銃を持ったアザーズが登場。いつ見つかってもおかしくない状況下、心細げな表情で野宿するキャシーが描かれる。ある日突然、危機的状況に置かれた少女の混乱と不安を繊細に演じたモレッツは「実際に起こってもおかしくない、自然災害や社会のパニックが描かれているの。観客の皆はキャシーと全く同じ気持ちになって映画を見ちゃうはずよ」と語っている。

J・ブレイクソン監督(「アリス・クリードの失踪」)とプロデューサーを務めたトビー・マグワイア(「スパイダーマン」シリーズ)も、アザーズの攻撃の“恐怖”について言及している。「僕らが暮らすこの世界が、ゆっくりと変ぼうしていくから恐ろしい。アザーズが地球を一瞬で消滅させず、じわじわと効率的に人類を死滅させていくからこそ、観客はより迫力も危機感も感じられる」(ブレイクソン監督)、「“実際に起こり得る攻撃”で人類を攻撃するのはとてもユニークで、今までにないSF映画になっているよ」(マグワイア)。

フィフス・ウェイブ」は、4月23日から全国公開。

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