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写真家・丸谷嘉長が語る、女優と向き合うということ

2016年3月10日 19:30

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会場を訪れた写真家・丸谷嘉長
会場を訪れた写真家・丸谷嘉長

[映画.com ニュース] 写真家・丸谷嘉長の写真展「丸谷嘉長×女優美学」が、東京・渋谷のHMV&BOOKS TOKYOで開催中だ。雑誌、広告だけでなく、映画の撮影監督を務めたこともある丸谷に話を聞いた。

今回の写真展は、女優・橋本真実を1年かけて撮影した作品と、「夜の書店」と題しHMV&BOOKS TOKYO店内で撮影したもので構成されている。丸谷は、「夜の書店というだけである種、醸し出すものがあるじゃないですか。売れ残った本を擬人化してやってみたんです」とコンセプトを説明する。

写真だけでなく、写真展のために橋本出演でスペシャルムービーも完成させた。被写体としての橋本の魅力を、「ティーンの頃に撮影させて頂いたことはあるんですが、純粋とは言わないけど無垢な感じがあって基本はあまり変わっていない。独特の透明感を持っていらっしゃるし、あとは目の強さ。いまのアイドルの子にはない強さというか、オリジナリティがありますね」と語る。

丸谷の作品からは、被写体と付かず離れずの絶妙な距離感が伝わってくる。それは、「あくまでも女優というカテゴリーで僕が見ているからです。売れていようがいまいが、今の潮流に乗っていようがいまいが、僕のカメラの前では女優さんとして立ってほしい。素の状態では立ってほしくないと常々思っている」からだという。さらに、「プライベートな作品になればなるほど、プロのカメラマンが何も表現しない、コンセプトのないものを垂れ流していいのかという疑問を持っていることが、距離感になっているのかな。そこは僕のストロングポイントであり、ウィークポイントかなとも思っていますけどね」と明かした。

同店舗で撮影されたムービーは、映画に造詣が深いことが見る者にそこはかとなく伝わる内容になっている。「映画はアート、ロマンだなと思っています。映像でしか伝えられないものがありますよね。CM、PV、撮影監督と色々やってきましたが、写真とは違う脳を働かさなくちゃならない。僕らスチルカメラマンにとっては羨ましい部分でもあり、ほんのちょっとの軽蔑もある。『動くものでごまかしやがって』みたいな(笑)。感覚として、目の網膜に近いように感じますね。写真は心に近いものがある」

丸谷が撮り下ろしたデジタル写真集「HASHIMOTO MAMI TONE」第3弾は、「俺の本棚『Photobooks』で配信中(http://orenohondana.com)。なお「丸谷嘉長×女優美学」は、14日まで。11日には同所で「女優美学」小林淳一編集長とのトークイベントが開催される。

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