小西未来監督作、邦題は「カンパイ!世界が恋する日本酒」に決定!公開は今夏
2016年3月7日 08:00

[映画.com ニュース] 映画ジャーナリストの小西未来氏が監督した日本酒にまつわるドキュメンタリー「KAMPAI! FOR THE LOVE OF SAKE」の邦題が「カンパイ!世界が恋する日本酒」に決まり、今夏公開されることになった。
昨年の第28回東京国際映画祭パノラマ部門に選出された今作は、プレミア上映の際にチケットが完売になるなど大きな話題を呼んだ。さらに、食通をうならせるスペインのサン・セバスチャン国際映画祭などにも出品。現在では、アメリカをはじめ11の国と地域での配給が決まっている。
ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)に所属し、米ゴールデングローブ賞の投票権を持つ小西監督にとって、今作が長編映画デビューとなる。映画の主人公は、外国人として史上初めて杜氏(とうじ)になったイギリス人のフィリップ・ハーパー氏、神奈川・鎌倉在住の米ジャーナリストで“日本酒伝道師”として注目されるジョン・ゴントナー氏、震災に揺れる岩手の老舗酒造を継ぐ「南部美人」5代目蔵元の久慈浩介氏。まったく異なる背景を持つ3人の挑戦と葛藤を通じ、日本だけにとどまらず世界中の人々を魅了する日本酒の深遠なる世界をひも解いていく。
「カンパイ!世界が恋する日本酒」は今夏、シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。
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