山本舞香、セーラー服姿で「桜ノ雨」を合唱!「本当にいい歌」と大感激
2016年3月3日 20:45

[映画.com ニュース] ボーカロイド・初音ミクが歌う楽曲を実写映画化した「桜ノ雨」の学生限定完成披露試写会が3月3日、東京・シネマート新宿で行われ、映画初主演を飾った山本舞香をはじめ、共演の広田亮平、久松郁実、田畑智子、メガホンをとったウエダアツシ監督が舞台挨拶に出席した。
「桜ノ雨」は、2008年にhalyosy氏がニコニコ動画で発表した、高校生活を送る初音ミクがテーマの人気楽曲。映画では「音浜高校合唱部」を舞台に、ボーカロイドキャラをモデルにした未来(ミク)、鈴(リン)、蓮(レン)、瑠華(ルカ)、ハルらの学園生活を描く。
セーラー服&制服姿で登壇したキャスト陣は、劇中に登場する合唱団22人とともに、卒業ソングの定番となった「桜ノ雨」を生歌唱。約300人の学生を前に歌声を披露した山本は、「『桜ノ雨』は本当にいい歌。毎回、歌うたびに泣いちゃうんです」と大感激の様子で語ったが、「でも、今回は泣きませんでした!」と天真爛漫な笑顔を振りまいた。
さらに、初主演が決まった当時を「まだまだ未熟ですが、私に主演を任せて頂けるなんてすごく光栄。一生懸命、精一杯頑張りたいと(出演が)決まった時に思いました」と振り返る。そして広田、久松、合唱団に目を向け「このメンバーで歌うからこそ、いい作品が出来た。本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんに支えてもらって、当たり前ですが、皆がいないとこの作品はできなかった」と感謝をにじませ、「素晴らしい作品になっていると、自信を持って言えます」と胸を張った。
そんな生徒たちの合唱を、温かな眼差しで見守っていた高田先生役の田畑は「何も言うことはないです。とにかく(映画を)見てください」と感無量の面持ち。ウエダ監督も「彼らの合唱自体、今日が最後なんじゃないですかね。そう思うと、なかなかくるものがあります」と胸中を明かし、「山本さんと最初に出会った時、意外と人見知りでした。今は微塵もないけど。合唱練習を始めた当初、となりの子にうまく話しかけられていなくて、それを初々しいと思って見ていました」としみじみと話していた。
「桜ノ雨」は、3月5日に公開。
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