神谷浩史、「同級生」ファンを公言するも「僕、引くほどの女好き」
2016年2月21日 07:00

[映画.com ニュース] 男子高校生の純粋な恋を描いた中村明日美子氏の人気ボーイズラブ漫画を、A-1 Picturesの制作でアニメーション映画化した「同級生」が2月20日、全国30スクリーンで公開され、野島健児、神谷浩史、石川英郎の主要声優、音楽を担当した押尾コータロー、中村氏が東京・新宿バルト9で初日舞台挨拶を行った。
草壁役の神谷は、開口一番「今日は原作のいちファンとして、魅力を語っていきたい」と客席に呼びかけるも、すぐさま「僕、引くほどの女好きなんで」と補足。会場が爆笑するなか、2008年に発売されたドラマCDに声優として参加した際に原作漫画を読み「『これ、すげえな』と思い、一発で好きになっちゃった」と明かし、「男性同士が恋愛感情を持つということに対して、仕事として受け取って理解することはできるが、本質的に分かってない部分はたくさんある。でもそういうものを超越した何かが描かれていて、素直に受け止められた」と熱弁した。
それだけにアニメ化が決まった当初は、「中村先生のあの画を動かすなんて想像つかない。ものすごくハードルが高いことをやり始めたと思った」と振り返る。だが、完成した映像は「中村先生の画、そのままの世界が色づいて動いていた」といい、「アニメって総合芸術。優れた原作があって、それを愛する監督や脚本家がまとめていく。我々も魅力を感じているキャストの1人で、そこに押尾さんの音楽が加わって、素晴らしいレベルで完成した」と手応えを述べた。
これを受け、押尾も「僕もオファーを受けてから自分で原作漫画買いました。感動して泣いてしまった。続編の『卒業生』も買って、号泣しました」と告白。ギターの神様と言われる押尾の爆弾発言に、思わず中村氏が「勇者ですね! 買いづらかったでしょう」と本音を漏らすと、神谷は思わず吹き出し「あなたの本は割と平積みになってるので見つけやすいから大丈夫だよ」とツッコんでいた。
映画は、合唱祭の練習をきっかけに言葉を交わすようになった秀才の佐条利人と女性に人気のバンドマン・草壁光が、互いの歌声に耳をすましハーモニーを奏でるなかで惹かれ合っていく姿をつづる。
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