ももクロ舞台は毎日お祭り騒ぎ!「幕が上がる」香川で再燃
2016年2月21日 19:40
[映画.com ニュース] アイドルグループ・ももいろクローバーZが主演した舞台版「幕が上がる」が2月21日、さぬき映画祭2016でライブビューイング上映され、香川にあの興奮が再び。イオンシネマ宇多津に集ったモノノフたちを前に、ももクロと共演した伊藤沙莉と芳根京子は「お祭り野郎5人組(ももクロ)のおかげで、毎日がお祭り騒ぎだった!」と笑顔で当時を振り返った。
劇作家・平田オリザ氏の原作、本広克行監督(さぬき映画祭ディレクター)の演出に応え、ももクロが躍動。高校の演劇部の奮闘を描いた青春群像「幕が上がる」は、昨年2月の映画公開に続き、5月に東京・Zeppブルーシアター六本木で舞台公演され、メディアの枠を超えて話題を呼んだ。
ももクロのメンバー5人に加え、期待の若手女優たちが熱演。映画・舞台の現場は、劇中さながら女子高のように。伊藤は「めちゃくちゃ仲が良かったね」と懐かしみ、芳根は「このメンバーだからこそ乗り切れた」と力を込めた。スタッフも全力サポートし、芳根は「本広監督は先生じゃなくて、パパのようだった」と信頼を明かした。
高城れにとともにボケ担当だったという伊藤は「本広監督から無茶ぶりの嵐。反省会ではみんな演技指導を受けているのに、私たちだけ『ウケなかったね…』って」と苦笑いしつつ、この日も率先して笑いを提供。伊藤と芳根は久々の再会とあって、大はしゃぎで女子トークの花を咲かせた。
「幕が上がる」をきっかけに映画やドラマと違った演劇の魅力に触れ、2人は女優として確かに成長。芳根は「常に見られていて、毎日、毎公演が違った」と感慨深げに語り、全27公演の千秋楽の模様を収めたライブビューイングを前に「私たちの絆、演劇の楽しさを感じてもらえたら」とアピール。伊藤は「前で演じる人も後ろで演じる人も頑張っているので、一人残らず見てほしい」と呼びかけていた。