イケメンユニット「BOYS AND MEN」舞台挨拶に気合いの勝負下着で臨む
2016年2月17日 07:30
[映画.com ニュース] 人気作家・山田悠介氏の小説を東海発の11人組イケメンユニット「BOYS AND MEN」の出演で映画化した「復讐したい」の完成披露上映会が2月16日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲であり、水野勝、小林豊、田中俊介、勇翔、本田剛文、田村侑久、吉原雅斗ら同ユニットのメンバーをはじめ、高橋メアリージュン、上野優華、室賀厚監督が舞台挨拶に立った。
客席に手を振り意気揚々と登場したBOYS AND MENのメンバーは、「今日は勝負下着の真っ赤なパンツを履いて臨んでいます!」(水野)、「僕はスター・ウォーズくらいヒットしてほしいと思い、スター・ウォーズのパンツを履いてきました」(勇翔)と、序盤からフルスロットルのトークを繰り広げた。
映画の舞台は、犯罪者に対して被害者や親族が直接制裁を下すことが許される「復讐法」という法律が制定された2020年の日本。最愛の妻を殺された中学校教師・高橋泰之が復讐法にのっとり犯人に制裁を下そうとする。同じ頃、過激派環境保護団体「アースウィング」のメンバーが無差別テロの犯人として捕まり、被害者たちの親族から狙われる身となる。
BOYS AND MENのメンバーは終始ノリの良いトークで会場を盛り上げていたが、劇中ではメンバーがそれぞれの役に真しに向き合ったといい、高橋は「ボイメン(同グループの略称)としてだけでなく、一役者として頑張っていた」と称賛。室賀監督も、「ボイメンとしての活動もあるなかで大変だったと思う。全員がそれぞれ主役として輝くところがあります」と強く同調した。
これを受け、泰之役の水野は「ひとりの役者としてそれぞれ本気で挑戦した。何かを伝えたいという思いで演じました」と真剣な面持ち。メンバーの役者魂に触れ、客席は声をあげ感心しきっていたが、水野が役に没頭するあまり「撮影裏ではあえて距離をとるメンバーもいました」と明かし、「(泰之の妻を殺した犯人役の)吉原をどうやって殺そうかなと毎日考えていた」と暴露すると、会場は一変して笑いが沸き起こっていた。
「復讐したい」は2月27日から中部エリアで先行上映され、3月5日から全国で公開。