「トレインスポッティング」手がけたデザイン集団「TOMATO」、渋谷で大型展覧会を開催!
2016年2月3日 19:30

[映画.com ニュース] ダニー・ボイル監督作「トレインスポッティング」のアートワークを手がけた世界的なデザイン集団「TOMATO」の結成25周年を記念し、3月12日から東京・渋谷パルコほかでレトロスペクティブ・マルチメディア・エキシビション「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」が開催されることが決定した。
1991年に英ロンドンで結成されたTOMATOは、先駆者として知られるアーティストやミュージシャンが多数在籍し、メディアデザイン、映像、ファッションデザイン、都市建築など幅広い分野で活躍している。メンバーはロンドン、豪メルボルン、東京、独カッセルなど世界中で活動し、2012年にロンドン五輪開会式の音楽監督を務めた「Underworld」のカール・ハイド&リック・スミスも所属している。
メンバーの多くは日本文化からの影響を強く受けており、常に新しい刺激と発見を得られる渋谷を日本での拠点としている。Underworldがラストシーンの音楽を担当した「トレインスポッティング」が、宇田川町の映画館・シネマライズ(1月7日に閉館)でロングランを記録したこともあり、TOMATOと渋谷の縁は深い。
今回のエキシビションは、パルコミュージアムを中心に渋谷の街全体を巻き込んで開催され、観客をTOMATOが創出するクリエイティブな世界へ誘う。テーマは始点と終点を内包した円を意味する“O”で、レコードジャケットやグラフィックの展示、AR技術を駆使したストリート・アート、メンバーによるトークショーなどが、TOMATOの軌跡と未来を表現する。
「THE TOMATO PROJECT 25TH ANNIVERSARY EXHIBITION “O”」は、3月12日から4月3日までパルコミュージアム、ギャラリーXをメイン会場に渋谷全域で開催。詳細は、公式HP(www.parco-art.com)に掲出されている。
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