敏腕プロデューサーのスティーブン・モファット、英人気SF「ドクター・フー」降板へ
2016年1月26日 23:30

[映画.com ニュース] イギリスの敏腕テレビプロデューサーで脚本家のスティーブン・モファットが、英BBCの人気SFドラマ「ドクター・フー」のショーランナーを来年放送のシーズン10をもって降板することが決定した。
1963年にスタートした同番組は、ドクターと呼ばれる異星人が、地球人の仲間とともにタイムマシン「ターディス」で時空を自由に行き来し、様々なトラブルを解決していくアドベンチャー。89年に一度終了したが05年に復活を遂げ、国外でも幅広い層からの人気を獲得している。モファットが今後手がけるのは、今年のクリスマススペシャルと、17年春に放送を予定しているシーズン10の全12話。後継には、「ブロードチャーチ 殺意の町」企画・制作総指揮のクリス・チブナルが決定している。
「SHERLOCK シャーロック」のクリエイターでもあるモファットは、05年から脚本家として参加。全面リニューアルが行われた10年からショーランナーとして制作総指揮と脚本を兼ね、俳優のマット・スミスを11代目ドクターとして番組史上最年少で主演に抜てきし、大ブレイクに導いた。なおドクター役はピーター・カパルディに引き継がれている。
英ラジオ・タイムズ誌によれば、モファットは「シーズン10の脚本を書き始めたばかりなのに、番組を去ることを話すのはおかしな気分だが、僕の“タイミー・ワイミー(時間やらなんやらといった意味の造語)”を使い切ってしまったというのが事実なんだ」と降板の理由を語り、「この宇宙のなかで最高の仕事をやり遂げ、クリスのためにターディスを温めておこう」と、最後のシリーズにかける意気込みとチブナルへのエールを送っている。
「ドクター・フー」はHuluで配信中。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)