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「あぶ刑事」芸人・セクシー川田がファン目線で見た完結編「さらば あぶない刑事」の評価は?

2016年1月19日 17:00

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拳銃の持ち方も“完コピ”だぜ!
拳銃の持ち方も“完コピ”だぜ!

[映画.com ニュース] 人気シリーズの約10年ぶりとなる劇場版最新作で完結編となる「さらば あぶない刑事」の公開を前に、シリーズをこよなく愛するお笑いタレントのセクシー川田が映画.comのインタビューに応じた。

映画は、定年退職まであと5日となった横浜港警察署の名物コンビ・タカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)が、世界の闇市場を牛耳る中南米のマフィア組織と激闘を繰り広げる姿を描く。浅野温子仲村トオル木の実ナナといったおなじみのキャストが再集結する。

川田は、小学生のときにシリーズに魅了され、柴田の物まねを“持ちネタ”にするまでになった生粋のファン。当日には全身黒で決めた“ユージ・スタイル”で現れ、ユージの初期の愛用拳銃「コルト・ローマンMkIII」のレプリカを「これが1番しっくりくるんです」といとおしそうに見つめる。

そんな川田にとって、シリーズの魅力は「理屈抜きで、空気感そのものが格好いい」がすべて。シリーズを構成する全要素が、自分の血肉になっているのだという。「キザなセリフ、いかしたジョーク、スタイリッシュなアクション。こんな刑事ドラマは『あぶデカ』だけなんです」。当然、本作の製作を知ったときの喜びは相当なものだったと明かし「町を闊歩(かっぽ)するときも、いつもより3割増しでユージっぽくなっちゃった」と照れ笑い。普段からユージのような歩行スタイルを実践しているというのが実に川田らしい。

ファンであればあるほど完結編には別れがたさもあり、注文をつけたくなるもの。だが川田は「100点満点の最終回でした」と迷いなく言い切った。「定年退職という設定は、ファンなら1度は考えたことがあるもの。それをまさか公式で映像化してくれるとは。見たかった最終回でしたし、すばらしかったです」。川田にとっては、「色あせない完璧な様式美」とするシリーズの“変わらなさ”に最も胸を打たれたという。「(TVシリーズが放送開始した)30年前となんら変わっておらず、ただただ格好いい。銃撃戦の前にサングラスをかけなおす姿を見ていると『やっぱり、あぶデカだ』ってしびれるんですよね」。

「僕の中でのユージの名言『一気に行こうぜ、一気に』が本作でも聞けてうれしかった」と喜びに浸る川田は、新たな要素にも目を向ける。その1つが、吉川晃司菜々緒が演じる新キャラクターだ。犯罪組織の幹部、キョウイチ・ガルシア(吉川)はシリーズ最強ともいえるヒールぶりを見せつけており、川田も「タカとユージが相対する犯罪者は日本じゃ収まりきらない」と太鼓判を押す。対する菜々緒はタカの恋人・夏海を艶っぽく演じているが「恋人が出てくるという展開は、純粋に新鮮でした。『またまたあぶない刑事』(1988)でユージがタカに『最近、結婚願望が強いんだからまったく』と言うセリフがあるのですが、壮大な伏線だったのかなと深読みしちゃいましたね」とコア・ファン目線で語った。

「シリーズにふれてこなかった方々にも見てほしい。これだけすばらしい内容ですから、何かしら感化はされると思うんです。むしろ、初体験できる人がうらやましい」と語った川田は、「今回で最後だけれど、『おかえり あぶない刑事』を期待しちゃう」とまだまだ願望が尽きない様子を見せた。

さらば あぶない刑事」は、テレビシリーズの演出も手がけ、「蘇える金狼(1979)」「処刑遊戯」(79)といった故・松田優作さんとのタッグでも知られる村川透監督、シリーズおなじみの脚本家・柏原寛司がタッグ。1月30日から全国公開。

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