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ミシェル・ウィリアムズはじめ名優たちの熟練の演技に迫る!「フランス組曲」特別映像公開

2016年1月6日 12:00

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映像では、現場の緊張感も味わえる
映像では、現場の緊張感も味わえる
(C) 2014 SUITE DISTRIBUTION LIMITED

[映画.com ニュース] アウシュビッツで命を落としたユダヤ人女性作家イレーヌ・ネミロフスキーの未完の小説を、「マリリン 7日間の恋」(11)のミシェル・ウィリアムズ主演で映画化した「フランス組曲」の特別映像が公開された。現場の雰囲気を味わえるメイキング映像と、ソウル・ディブ監督やキャスト陣のインタビューで構成されている。

1940年、ドイツ占領下にあるフランスの田舎町。厳格な義母と共に戦地に赴いた夫の帰りを待つリュシル(ウィリアムズ)のもとに、ドイツ軍のブルーノ中尉(マティアス・スーナールツ)が滞在することに。最初はブルーノを避けていたリュシルだったが、音楽への愛をきっかけに打ち解け、許されない恋と知りながらも仲を深めていく。

プロデューサーによると、最初に出演が決まったのは主演のウィリアムズだという。ディブ監督は「本当に素晴らしい女優で演技がとても繊細なんです。抑圧されながら生きる生活を細やかに表現することができます」と主演女優の演技力を絶賛する。

その義母であるアンジェリエ婦人を演じたクリスティン・スコット・トーマスに対しては念願のタッグだったそうで「原作を読んでみて、婦人を演じられるのは彼女だけだと確信しました。彼女は、ニュアンスと共感のレベルを駆使して一見したところ厳格なキャラクターを演じました。最初意地悪に見える婦人に対し、ラストでは共感するはずです」と信頼を寄せた。ブルーノが「ピアノと事務机の鍵をお借りしたい」とアンジェリエ婦人に申し出る緊迫のシーンのメイキング映像も収録されており、トーマスのセリフに頼らない熟練の演技を堪能できる。

ブルーノ役のスーナールツは「彼の心は作曲にある。だが戦時中だ。彼も無関係ではいられない」とその複雑な心境を代弁。リュシルの隣でピアノに向かうシーンはブルーノの安らぎが象徴されているといえるが、部下に命令し、町の権力者・モンモール子爵(ランベール・ウィルソン)に銃を向けさせる姿も。両シーンからは、時代に翻ろうされたブルーノの苦悩を見て取ることができる。

映像ではそのほか、物語の重要なアクセントとなる農夫ブノワ・ラバリを演じたサム・ライリーと、ブノワの妻マドレーヌ役のルース・ウィルソンのインタビューも収める。ウィルソンは自分たちの役どころを「ナチスから犠牲を強いられている者の1人だけど、当時のフランスの社会構造で底辺の存在でもある」と語っている。

フランス組曲」は、16年1月8日から全国公開。

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