シルクスクリーンの鮮やかな色合いとデザイン キューバの映画ポスター展開催
2015年12月27日 12:00

[映画.com ニュース] 東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで1月7日から展覧会「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」が開催される。
展覧会では、多摩美術大学に寄託されている竹尾ポスターコレクション所蔵作品を中心に、「キューバ映画のポスター」「世界各国の映画のポスター」「キューバの映画界から」の3部構成で、革命期から1990年前後までに制作された85点の映画ポスターを紹介する。
キューバは、1959年の革命以降、国立の映画芸術産業庁(ICAICイカイック)を拠点に次々と先鋭的な映画を送り出し、新ラテンアメリカ映画祭の開催でも知られる首都ハバナは、ラテンアメリカ映画の中心地のひとつとなっている。また、映画ポスターのグラフィックにもデザイナーや画家を招き、大量印刷向きのオフセットではなく手刷りのシルクスクリーン技術で製作。世界の他のどこにもない独自性が見られるそうだ。
会期中にはキューバ映画についてのトークイベントが行われる予定だ。「キューバの映画ポスター 竹尾ポスターコレクションより」は、2016年1月7日から3月27日まで。その後、6月1日から京都国立近代美術館へ巡回する。
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