ゴールデングローブ賞テレビ部門で動画ストリーミングサービスのドラマが大躍進
2015年12月16日 17:00

[映画.com ニュース]先日発表されたゴールデングローブ賞のノミネート作品、テレビ部門において最多8部門でノミネートを獲得したのは米有料チャンネルのHBOや主要ネットワーク局ではなく、ストリーミングサービスのNetflixだった。
同じくストリーミングサービスのAmazonは5部門、Huluは1部門で、計14部門がオンライン番組で、ゴールデングローブ賞授賞式の全米放送を行うNBCのドラマは一本も選ばれていない。ストリーミングサービスが提供するオリジナルドラマは、従来のテレビドラマとの差別化を図るため、野心的な作品が多い。そのため、マスコミや批評家に高く評価される傾向があると、ロサンゼルス・タイムズ紙は指摘。この現象は、2000年代前半に米有料チャンネルが従来の主要ネットワーク局に対抗して野心的なドラマを発表していった状況に似ているとしている。
ちなみに、ゴールデングローブ賞テレビの部の作品賞のノミネートは以下の通り(かっこ内はアメリカでの放送局、またはストリーミングサービス)。
「Empire 成功の代償」(FOX)
「ゲーム・オブ・スローンズ」(HBO)
「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(USA)
「ナルコス」(Netflix)
「アウトランダー」(Starz)
「Casual」(Hulu)
「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」(Amazon)
「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」(Netflix)
「Silicon Valley」(HBO)
「トランスペアレント」(Amazon)
「Veep」(HBO)
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