石田純一、「恋愛はその人の生涯の歴史」 11年間思い続けた初恋語る
2015年12月15日 12:00

[映画.com ニュース]アルノー・デプレシャン最新作「あの頃エッフェル塔の下で」の公開を記念し、デプレシャンが20年前に36歳で監督した「そして僕は恋をする」の特別上映が12月14日Bunkamuraル・シネマであり、俳優の石田純一がトークを行った。
石田は10代の若者の初恋を描いた本作の感想を「恋をすることでもろくなってしまう。そのもろさがすごく切ない。でも僕にとって、それは恋愛をしない理由にはならないですね。(遠距離恋愛での)短い不在は良いのだけれど、長い不在は恋を滅ぼすんです。とってもかわいらしい恋愛の映画です」と語る。
数々の恋愛、結婚遍歴を持ち、芸能界の恋愛スペシャリストとして知られる石田。「恋愛はその人の生涯の歴史」といい、自身の初恋については「10代の頃、11年間おなじ人を好きでした」と告白。「僕にとっての青春のマドンナ。僕は本当にまだ子供で、やっぱり女性のほうが成熟していて……。結局、ふられました。女性は『絶対きれいになってやる』とか思うでしょ。僕も世間に出ていつか認めてもらいたいと思っていました。俳優になって、(彼女が)『もったいないことした』って思ったと言ってくれて、すごくうれしかった」と思い出を語った。
石田にとって恋愛とは「不可能を信じること」。そして、「奇跡を信じること。恋愛ほどすてきなものはない。この世に女性がいなかったら、“景色”がちがうはず。自分たちの歴史を作ってほしいな」と観客に呼びかけた。
「あの頃エッフェル塔の下で」は12月19日から東京・Bunkamuraル・シネマほか全国で順次公開。
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