“ラスボス”小林幸子、燃えさかる炎を背負い「ハンガー・ゲーム」完結を宣言
2015年11月19日 17:00
[映画.com ニュース]オスカー女優のジェニファー・ローレンスが主演する人気シリーズ完結編「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」の公開記念イベントが11月18日、都内の大学校舎跡地で行われ、“ラスボス”こと歌手の小林幸子が登場。劇中に登場する革命のシンボル“マネシカケス”の巨大オブジェが背後で燃えさかるなか、「完結、ハンガーゲーム!」と高らかに宣言した。
冷たい雨が降りしきるなか、小林は主人公カットニス(ローレンス)をイメージした真っ赤な反乱軍のコスチュームで登場し、「これを着れば、怖いものなしですね。雨なんて関係ございません」と勇ましい挨拶。小林の点火によって、高さ約6メートルの“マネシカケス”が燃え上がると「うわあ、あったかい。こんなド派手な演出は初めて」と興奮しきりだった。
スーザン・コリンズのベストセラー小説を映画化した大ヒット作「ハンガー・ゲーム」シリーズの完結編。カットニス率いる第13地区の反乱軍は、スノー大統領(ドナルド・サザーランド)が支配する独裁国家パネムとの最終戦争に突入。カットニスは、ゲイル(リアム・ヘムズワース)、フィニック(サム・クラフリン)、ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)ら仲間とともにスノー大統領暗殺作戦を決行するが、その作戦を見抜いたスノーは反乱軍に対し、数々のトラップを配備する。
小林は「やはり、戦う女性は色っぽくてセクシーですね。特にカットニスは、女性らしい感性と、男性的なパワーを兼ね備えている」と魅力を分析。自身は「生きることこそ戦い」と持論を示し、「映画は完結しますが、私は歌い続けられる間は、まだまだ完結しません。今回もそうですし、最近は本当にいろいろなことに挑戦させていただいている」と“ラスボス”の貫録を見せつけた。
「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」は、ジュリアン・ムーアや、故フィリップ・シーモア・ホフマンさんも前作に続き出演する。11月20日から全国公開。