CGなしで犬250匹が名演技「ホワイト・ゴッド」メイキング映像公開
2015年11月18日 17:00

[映画.com ニュース] 2014年の第64回カンヌ映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞した「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」のメイキング映像が公開された。
映画は、虐げられた雑種犬たちの反乱を描くことで、社会的マイノリティへの差別を訴えた問題作。撮影はCGを用いず、実際に保護されていた犬約250匹を訓練して行われた。カンヌ映画祭では、優れた演技をした犬に授与されるパルムドッグ賞を受賞している。
公開された映像には、ロケ地となったハンガリーの首都ブダペストの道路を、全面封鎖して行われた撮影の様子が納められている。犬を危険にさらすことがないよう、100人のドッグトレーナーが投入されたといい、犬たちが指示に従って演技する様子が確認できる。また、撮影を見物していた親子を急きょエキストラに起用するなど、リアリティある演出も垣間見える。
「ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)」は、雑種犬に重税を課すという法律が施行されたある街で、13歳の少女リリと愛犬ハーゲンが引き離されてしまうことから始まる。リリは必死でハーゲンを探し回り、ハーゲンは安住の地を求めてさまよう。そんななか、ハーゲンは施設の犬たちを従えて人間に対して反乱を起す。11月21日から新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
2014 (C) Proton Cinema, Pola Pandora, Chimney
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“究極の推し活”を知ってますか?
大好きな俳優が出てる映画を「製作費提供」で応援できる!! これ革命的すぎますよ…!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

名作映画に新風、吹き込む!
【大人気企画】過去の名作を新たな日本語吹き替えで…一挙に放送!(提供:BS10 スターチャンネル)