太川陽介&蛭子能収の路線バス旅、まさかの映画化!台風直撃の台湾で悪戦苦闘
2015年11月10日 06:00

[映画.com ニュース] 太川陽介と蛭子能収の凸凹コンビによるテレビ東京系の旅番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」として映画化されることが決定した。今回のマドンナとなる三船美佳を加え、台湾を舞台に同番組初の海外ロケを敢行している。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」は、2007年10月から放送されている旅バラエティ番組。太川、蛭子、各回のマドンナの3人が路線バスを乗り継ぎ、3泊4日の日程内に目的地に到達することが目的で、出演者が時間に追われながら行動する様子がメインに映し出される。几帳面な太川と、マイペースすぎる蛭子の自由なやり取りが人気を博しており、激戦区である土曜夜のゴールデンタイムにあって10%を超える視聴率をコンスタントに記録している。
映画では、台湾ロケ2日目に台風21号が直撃。バスの運行停止や、言葉の壁とも悪戦苦闘し、3人は番組史上最大の危機に見舞われる。太川は、台湾での出来事を「言葉が通じない。いくら通訳の人が間に入っても時間がかかり、細部までは情報を得られない、まどろっこしさ。地図も日本の道路地図のように細かくバス停など載っていない大まかな地図……。しかも魔の3日目に訪れた、今までに経験した事の無いハプニング……!」と振り返り、「喜びと落胆の乱高下! きっと楽しんで頂けると思いますよ」と期待を煽っている。
一方の蛭子は、「4日間で目的地に着けたかどうかは、映画を見て確かめてください」とコメントを寄せ、台湾の“バス事情”を「ちなみに台湾のバスと日本のバスの違いは、バスの後ろに全面広告があり、後ろを見ても景色が見えません。これは運転手にとってかなりきついはずです」と説明している。さらに、三船は打ち合わせ時の資料の少なさに驚いたといい、「目の前にあるのは、台湾の地図がペラリンと1枚と往路のフライトスケジュールだけ!」と告白。旅の道中は緊張しっぱなしだったそうだが、「路線バスに乗ると、世界がとても身近に感じられて、より素敵な出会いができる事を痛感しました。感動と奇跡だらけで、忘れられない旅になりました」と充実感をにじませている。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」は、2016年春に全国公開。
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