田中圭、主演映画「劇場版びったれ!!!」広島ロケの夜を満喫「今晩、どこ行きます?」
2015年11月4日 08:00

[映画.com ニュース] 俳優の田中圭が11月3日、都内のホールで行われた主演映画「劇場版びったれ!!!」の完成披露試写会で舞台挨拶に立った。今年1月からtvkなど全国10局で連続ドラマを放送。舞台となった広島では3人に1人が見たほどの高視聴率を記録し、満を持しての映画化に田中は「ついにきました。今日を迎えられ幸せ。見てもらうのは不安もあるけれど、楽しみ。皆さんの力をお借りして、笑って終わりたい」と自信のほどをうかがわせた。
元やくざの司法書士という役どころで、亡き姉の娘役で7歳の岩崎未来ちゃんとも撮影以来の再会。実際に3歳の娘の父親でもあるだけに、「今日は来てくれてありがとう。皆で頑張って撮影したので、楽しんで見ていってください」としっかり挨拶する娘を「立派」といとおしそうに見つめた。
撮影の合間も、「未来がお絵かきをしたり、漢字も書けるので、それを見ながらすごいなって言っていた」と親子として交流した様子。だが、「ずっと親子をやっているはずなのに、いつも森カンナちゃんになつく。一瞬寂しい思いもした」とこぼすひと幕も。すると、岩崎が「最初はやくざの格好で怖かったけれど、おしゃべりしたら格好良かった」と慰め、田中も気を良くした。
ドラマでは都内近郊で主に撮影をしたが、劇場版は広島でのオールロケ。田中は、「舞台の広島ですべてできたことは、作品にパワーをくれた。でも、スケジュールがタイトだった」と述懐。だが、金田敬監督が「その割には、毎晩飲みに行っていたよね」と暴露すると、「おいしいものをとりあえず食べてやろうと思って。山本耕史さんや竹中直人さんと『今晩、どこに食べに行きます?』って話していましたね」と苦笑いしながら明かした。
そして、「可能ならば、何年か後にまたやってみたい、皆で集まりたいという願望がある」とさらなるシリーズ化にも意欲。「口コミが本当に大事。面白くても、面白くなくても、面白かったと広めてください」と真摯に頭を下げていた。
「劇場版びったれ!!!」は、ドラマ化された「カバチタレ!」などの田島隆氏原作の人気漫画の映画化。田島氏が映画オリジナルの脚本を手掛け、やくざから足を洗い司法書士となった伊武努が、こうかつな弁護士ややくざの父の妨害に遭いながら不当解雇や不正取引などに苦しむ人々を救おうと奔走する姿を描く。10月28日から全国で公開される。
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