蒼井そら、香港発の問題作にカメオ出演 監督は名指しで出演オファーしていた
2015年10月24日 23:45

[映画.com ニュース] 10代の少女の恋愛、嫉妬、裏切りを繊細かつエロティックに描いた香港映画「レイジー・ヘイジー・クレイジー」が10月24日、第28回東京国際映画祭の「アジアの未来部門」でワールドプレミア上映。主演を務めたクォック・イッサム、フィッシュ・リウ、マック・チーイをはじめ、共演の蒼井そら、メガホンをとったジョディ・ロック監督、プロデューサーのパン・ホーチョンが東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでティーチインを行った。
本作はセンセーショナルな内容のみならず、中国でカリスマ的な人気を誇る蒼井が出演していることでも話題を呼んでいる。22日に行われたレッドカーペットイベントでは、蒼井のもとに中華系メディアが殺到していたが、この日も単独ショットを求められるなど、その注目度の高さをうかがわせた。
蒼井は、「蒼井そらのそっくりさん」という役どころで出演。メディア、客席の歓迎ぶりに対し、本人は「シェイシェイしか言っていないし、カメオ出演みたいなものなので……」と恐縮しきり。だがロック監督は、「以前彼女にインタビューをしたことが縁で、ぜひ出てほしいと思いオファーした」と名指しでラブコールしたことを告白。さらに「彼女は、香港でも男女ともに大人気。彼女と仕事が出来て嬉しく思っています」と喜びを語った。これに対し蒼井は、「私もインタビューしていただいた時に、ロック監督と一緒にお仕事できないかなと思っていた。こんなに素敵な作品に出られて嬉しいです!」と感謝を口にした。
本作で監督デビューを飾ったロック監督は、鬼才ホーチョン監督に師事し、「恋の紫煙2」の脚本、「低俗喜劇」の共同脚本を務めるなど、順調にキャリアを重ねてきた新鋭。本作は、援助交際というテーマや多くのヌードシーンなど、過激な表現で少女たちのもろさを表現した。製作に際してこだわった点を「裸イコール濡れ場という考えを変えたかった」と明かす。その代表的なシーンとして「主人公3人が、海辺で裸で花火を見るシーン」をあげ、「裸は日常のなかに、当たり前にあるもの。だからこそ“女性の裸をどのように捉えるか”、強いては“自分の裸をどう受け入れるか”ということを伝えたかった」と力説した。愛弟子の熱いトークに耳をかたむけていた師匠でプロデューサーのホーチョンは、「劇中では3人が同居するので、監督はクランクインの前に実際に3人を同居させていた」と細部までリアリティを追及した手腕を称賛していた。
第28回東京国際映画祭は10月31日まで開催される。
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