ドリームワークス、ユニバーサルとの配給契約交渉を開始
2015年10月18日 23:00

[映画.com ニュース]スティーブン・スピルバーグ監督が率いるドリームワークスが、NBCユニバーサルと配給契約の交渉を開始したとDeadlineが報じた。
ドリームワークスは現在、ウォルト・ディズニーと配給契約を結んでいるが、2016年8月で契約満了となるため、その後の動向に注目が集まっている。ディズニーは、09年にドリームワークスと配給契約を締結。実写映画を充実させる思惑があったが、その後、マーベルやルーカスフィルムを買収したため、豊富なラインアップを誇るようになった。また、ドリームワークスが製作した作品の当たり外れが激しいため、スピルバーグ監督によるロアルド・ダールの「オ・ヤサシ巨人BFG」の映画化「The BFG」(全米公開16年7月1日)を最後に、ドリームワークスと別れる道を選ぶと見られている。
ドリームワークスの新たな配給パートナーの最有力候補は、スピルバーグ監督の古巣ユニバーサル。スピルバーグ監督が製作総指揮を手がけたユニバーサル作品「ジュラシック・ワールド」が世界興収16億ドルという大ヒットを記録したいま、ドリームワークスの獲得に積極的になっているという。
なお、スピルバーグ監督の最新作はトム・ハンクス主演の冷戦ドラマ「Bridge of Spies(原題)」で、10月16日に全米公開される。
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