佐々木蔵之介、地元京都をPRする京都国際観光大使に就任!
2015年10月14日 17:45

[映画.com ニュース] 人気俳優の佐々木蔵之介が10月12日、京都の魅力を世界に向けて発信する京都国際観光大使に就任することになり、主演作「超高速!参勤交代 リターンズ」の撮影を行っている松竹京都撮影所での任命式に臨んだ。
佐々木は、前作や本作など京都がロケ地となった作品に多数出演しており、出演作が海外の映画祭で上映されている京都出身の俳優ということで抜てきされた。実家は京都の老舗酒蔵「佐々木酒造」を営んでおり、「本当に光栄に思っております」とニッコリ。「私は京都に生まれ、京都で育ちました。鴨川で遊び、御所に蝉(せみ)取りに行ったり野球しに行ったり。京都の町、文化、食、そして人に育てていただきました」と振り返った。さらに「町中で時代劇が撮影できる、すぐにロケができる。こんな所は世界でもそうそうないんじゃないかと思っており、改めて京都の魅力を実感しています」とアピールした。
また、京都での撮影については「前作の撮影時、俳優陣から『京都ではどの店に行ったらよいのか』とよく聞かれたんですが、僕は京都で育ったのに仕事で東京に出るまでは、どの店がおいしいか分かっていなかったので、毎回違うお店に行っておりまして。今回も新規開拓しています(笑)」と京都散策に励んでいることを明かした。前作から続投する深田恭子、伊原剛志、寺脇康文ら共演陣に向けて「今作では観光大使として、改めて京都をPRしていこうと思っております」と語った。
前作は、わずか4日間での参勤交代を命じられた湯長谷藩の藩主・内藤政醇が、人も金も時間もない状況下で知恵を絞り「参勤」を成功させた。続編となる今作は、帰りの「交代」を描く。湯長谷藩で農民一揆が起こったことを耳にした政醇一行は、超高速で帰途につくが「自分たちの城がない」というピンチに陥る。佐々木は「今回は金どころか、城までなくなる。それに前回の倍は走る。撮影は前より過酷。衣装の鉢巻き、たすきはドロドロです」と前作を上回るハードな撮影を明かした。
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