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土屋太鳳、東野圭吾ドラマで「まれ」以後連ドラ初主演!「全力で立ち向かいたい」

2015年10月6日 08:00

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遺伝子の秘密に翻ろうされる主人子を演じる土屋太鳳
遺伝子の秘密に翻ろうされる主人子を演じる土屋太鳳

[映画.com ニュース] 女優の土屋太鳳が、東野圭吾氏の小説を実写化する連続ドラマW「カッコウの卵は誰のもの」に主演することがわかった。NHK朝の連続テレビ小説「まれ」以後、初の連ドラ主演。「東野圭吾先生の作品が原作であるドラマは、子どものころからずっとファンとして拝見してきました」と語り、「全ての面において第一線の世界が描かれる物語ですので、緊張感にあふれた撮影になると想像しています。ですが『挑戦する気持ち』こそが作品の扉を開く鍵だと感じているので、全力で立ち向かいたいと思います」とコメントを寄せている。

今作は遺伝子をテーマに、スポーツビジネスの闇、遺伝子の謎、そして“親子の絆”とは何かという問いを投げかける。映画「orange オレンジ」「図書館戦争 THE LAST MISSION」など話題作に相次いで出演し、「まれ」での熱演も記憶に新しい土屋は、今作ではアルペンスキーのトップを目指しながらも、遺伝子に関わる重大な秘密により翻ろうされる主人公を演じる。

撮影では実際にアルペンスキーに挑戦しているが、スキーが趣味で、高校の授業を通じ検定を受けたこともあるという土屋は「出演できて本当に幸せです」と大喜び。さらに、現役の日本女子体育大学の学生でもあるだけに「トップアスリートの物語ですので、壮絶な努力と精神力を描くためにも、厳しい撮影になると覚悟しています」と話し、「物語の重要なテーマのひとつに『遺伝子と命』の考え方があり、内容的にも時代的にも重いテーマだと思うので、体と心の両方を研ぎ澄まして撮影に臨みたいと思います」と並々ならぬ意気込みを明かしている。

また、原作者の東野氏は「私の三大持ち芸である、科学、スポーツ、親子愛を投入した作品です」と作品を説明。映像化に対し期待を込め、「大好きな雪山のシーンがふんだんに出てくるに違いなく、今からわくわくしています。撮影は困難だと思いますが、無事に果たされることを祈っております」とエールを送っている。

親子二代でトップスキーヤーを目指す父と娘。ある日、娘にトップアスリートのみが持つ遺伝子が発見された。遺伝子が人間のすべての能力を決定するのか、研究者は「その謎を解き明かしたい」と調査を申し出るが、父はかたくなに拒絶する。父の脳裏に、10数年前に起きた新生児誘拐事件と妻の死、さまざまな過去が交錯する。WOWOWの連続ドラマW「カッコウの卵は誰のもの」は、2016年春に同局で放送予定。


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