モードの帝王の激動の10年を豪華キャストで描く「サンローラン」12月4日公開
2015年10月2日 18:05

[映画.com ニュース]20世紀のファッション界を席巻し、「モードの帝王」と呼ばれたフランスのデザイナー、イブ・サンローラン。モンドリアン・ルックやスモーキングで大ブレイク直後の1967年から激動の10年間を、ギャスパー・ウリエル主演で描いた「サンローラン」の日本公開が、12月4日に決定した。
「メゾン ある娼館の記憶」のベルトラン・ボネロ監督がメガホンをとり、2014年カンヌ映画祭のコンペ部門出品、セザール賞最多ノミネートを果たした本作は、華やかなファッション業界の頂点に君臨した世界的デザイナーの成功の裏に隠された、創造の苦しみとスランプ、公には語られなかった真実をアーティスティックな世界観で描き出す。
仏実力派のウリエルが、サンローランの光と影をフェロモンたっぷりに熱演。そのほかレア・セドゥー、ジェレミー・レニエ、ルイ・ガレル、ヘルムート・バーガーらヨーロッパの名優が共演する。
「僕たちは20世紀後半の2大アーティストだ」とアンディ・ウォーホルに称えられたサンローランだが、新しいデザインを生み出すプレッシャーに苦しんでいた。ブランドのミューズ・ルルやお気に入りのモデル・ベティ、危険な愛人ジャックと刹那的な快楽を追い求めているうちに、サンローランはデザイン画が描けなくなってしまう。
「サンローラン」は12月4日TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。
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