「アメリカン・ドリーマー」J・チャステインがアルマーニとコラボ!
2015年9月24日 09:00
[映画.com ニュース] J・C・チャンダー監督の最新作「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」が、イタリアの高級ブランド「ジョルジオ・アルマーニ」とコラボレーションを果たしていることがわかった。1980年代からインスピレーションを得た最新デザインのものからビンテージのドレスやコートまで、劇中で主人公の妻を演じたジェシカ・チャステインが身につけるほとんどの衣装が提供された。このほど、チャンダー監督や衣装担当のカシア・ワリッカ=メイモンらが劇中衣装について語る特別映像が公開された。
映画は、1981年のニューヨークを舞台に繰り広げられる社会派ヒューマンドラマ。オイルビジネスでアメリカンドリームをかなえようとする実直な青年実業家アベル(オスカー・アイザック)と妻アナ(チャステイン)は、成功の一歩手前で奈落の底に突き落とされ、必死に這い上がろうとする。
ジョルジオ・アルマーニは、「このすばらしい映画の構想に、私はとても魅了されました。というのも、女性の服装に革命が起きた時代を描こうとするものでもあるからです」と映画の舞台となった時代と服装の密接な関係を語る。さらに、チャステインには「とてもチャーミングな女性であり、いつも私の服を完璧に、しかも簡単に着こなしてくれています」と賛辞を送っている。
一方のチャンダー監督は、「ジョルジオ・アルマーニのファションには、スタイル感覚、クラッシーな高級感、パワーが溶けあっていますが、それらはどれも、ジェシカ・チャステインが演じる役柄を通じて私が伝えたいと願っているものです」とコメントを寄せている。
特別映像では、映画の世界観を表現するにあたり、いかに衣装が重要な役割を占めるかが語られる。ワリッカ=メイモンは「衣装はその人物の最後の層なの。肌のような」とこだわりを力強く訴えている。
「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」は、10月1日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で公開。