篠原涼子「アンフェア」雪平夏見に惜別の涙!「今日でこの衣装は着納め」
2015年9月17日 19:26

[映画.com ニュース] 篠原涼子主演の人気シリーズ完結編「アンフェア the end」(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が9月17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、篠原と佐藤嗣麻子監督が出席した。自身が演じた雪平夏見のパンツスーツ姿で登場した篠原は、「今日でこの衣装は着納めです」とポツリ。ドラマ版から約10年間を駆け抜けてきただけに、「寂しいです。涙が出てきちゃう」といい、同シリーズへの惜別の涙を流した。
2006年に連続ドラマとしてスタートした「アンフェア」シリーズ4年ぶりの劇場版。篠原と二人三脚で作品に生命を注ぎ込んできた佐藤監督も、「なんか泣いちゃっている人がいると、私も泣きそうになってきちゃいます。10年間、ファンでいてくれてありがとうございます」と声を詰まらせる。さらに、篠原は「女性同士のタッグだからこそのエピソード」を問われたが、顔をぬぐいながら「初っ端から涙を流してしまって……。泣きながらこんな話をするのもおかしいんですけどね。何でしたっけ、質問?」と話し場内を沸かせた。
またこの日は、篠原と佐藤監督をねぎらうため、共演陣からのビデオメッセージがサプライズ上映された。「緊張していた私をいつも和ませてくださって、本当のお母さんのような感じで、10年間、優しく温かく見守っていただきました。篠原さん、本当にありがとうございました」(向井地美音)、「雪平は完結しても、篠原涼子はまだ完結していない。これからも多岐にわたる作品の中で、また新たな魅力を見せてください」(佐藤浩市)などの言葉に、篠原はしんみりと聞き入った。そして「あの時はこうだったとか、いろんなことを振り返ります。ずっと見ていた人たちだったので、寂しいですね、これで終わってしまうのは」と明かすと、場内のあちこちで鼻をすする音が響き渡っていた。
今作は9月17日時点で累計観客動員数75万人、興行収入10億円を突破し、壇上には大ヒットを祝福する“くす玉”が登場。篠原は「嬉しいですよね、本当にありがたいです」と噛みしめるように語り、「10年前からこの作品が始まって、本当に皆様の温かいまなざしで、ここまで築き上げて頂いた作品だと確信しています。今こうやってしゃべっている時も、皆さんの温かいまなざしを浴びている今が、とても幸せです」と感謝の念をにじませた。
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