広瀬すず「ちはやふる」ビジュアル完成!原作にオマージュ捧げ競技かるたへの思い強調
2015年9月13日 05:00
シリーズ累計発行部数1200万部を誇る同名原作は、主人公の綾瀬千早(広瀬)が小学6年生の時に出会った転校生の綿谷新(真剣佑)、幼なじみの真島太一(野村周平)とともに百人一首かるたを通じて絆を深めてきたという設定。高校生になった千早は、家庭の事情で引っ越した新との再会を願い、太一とともに競技かるた部を創設し、全国大会出場を目指す姿を2部作で描く。撮影は、既に7月末にクランクアップを迎えている。
完成したビジュアルは、広瀬演じる千早のアップが堂々と配され、千早が百人一首のなかで最も大切にしている句「ちはやふる」の札を掲げたもの。原作の末次氏が撮影現場を訪れた際、広瀬を見て「千早がいる」と感激したことを重視した製作サイドが、「原作のイメージと広瀬すずが演じる千早の魅力を最も表現できるビジュアル」を熟慮した結果、高校生に成長した千早の物語がスタートする、原作第2巻の表紙を踏襲したデザインとなった。また、「ちはやふる」は、千早にとって競技かるたの世界に出合った時の思い出の句。この句を持たせることで原作にオマージュを捧げながら、千早の競技かるたへの熱い思いを強調した。
完成したビジュアルを見た広瀬は、「こうして『千早』として撮って頂けて本当に光栄です。完全実写化という難しさも実感しましたが、できあがったビジュアルを見て夢がかなった感じです」と感慨無量の様子。さらに、「(チラシ撮影時には)ワンカット目からスタッフさんの間で『おおー!』という声が上がったことに、つい反応してしまいました。『千早』なんだって、改めて実感させてもらえた撮影で、とても幸せでした」と振り返っている。
第1弾ビジュアルが刷り込まれたチラシは、9月19日から全国の劇場で掲出される。広瀬、真剣、野村のほか、松岡茉優、上白石萌音らが出演。「ちはやふる 上の句」は2016年3月、「ちはやふる 下の句」は16年4月に全国で連続公開。
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