米業界紙がテリー・ギリアムの訃報を誤配信 本人含めネットはパイソン祭りに
2015年9月11日 17:10

[映画.com ニュース] 9月8日(現地時間)、米エンターテイメント業界紙大手(現在は電子版のみ)のバラエティが、イギリスのテリー・ギリアム監督が死去したという訃報を誤って配信する事件があった。
「モンティ・パイソンのメンバーで、『未来世紀ブラジル』のテリー・ギリアム監督が死去」と題された訃報はあらかじめ用意されていた記事で、享年が入るスペースには「XXX」の文字が。掲載と同時にツイッターでも告知をしたバラエティは、数分後に誤配信に気づいて記事を削除し、謝罪と訂正をツイートした。
ネット上では混乱したファンのやりとりも見られたが、そこはパイソンズであるギリアム監督のこと。本人もすぐさまこの誤報に反応し、自身のFacebookに画像とともにバラエティをおちょくるメッセージを投稿した。
「死んでいてすまない。特に来るトークイベントのチケットを買ってくれた人には誠に申し訳ないが、バラエティが私の死を報じた。今後バラエティが記事を撤回し謝罪しても、それは信じないように!」。そしてメッセージに添えられた画像には、死の床にいるギリアム監督と、「彼はまだ30歳だったのに! バラエティの酷評のせいで老けてしまったの」というプラカードを持つ女性の姿がある。
さらにこれを受けて、ファンもモンティ・パイソンの傑作スケッチ「死んだオウム」のセリフを引いて「テリー・ギリアムは死んでいない。休んでるんです。気絶してるんです……」とツイートし合うなど、誤報をネタにして盛り上がりを見せていた。
ちなみに、ギリアム監督は自伝「Gilliamesque」を10月1日に刊行し、その出版トークイベントを10月7日にロンドン、10月20日にニューヨークで行うことになっている。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー