「罪の余白」吉本実憂、始球式後に“モンスター女子高生”の役作りの苦労を告白!
2015年9月1日 20:50

[映画.com ニュース] 第13回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝いた吉本実憂が、ヒロイン役を務めたサスペンス「罪の余白」の公開を控えた9月1日、東京ドームで開催された北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦の始球式を行った。
映画は、第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞した芹沢央氏の処女小説を実写化した心理サスペンス。内野聖陽演じる行動心理学者・安藤が、校舎内で命を落とした娘の事件を調査するうち、娘の死とかかわりを持つ美しき女子高生・咲(吉本)に追いつめられていくさまを描く。
背中に「罪の余白」と縫いつけられたセーラー服姿でマウンドに上がった吉本は、観客に向かって「人の邪悪な部分を精いっぱい演じました」と出演作をアピール。2014年3月29日に続き、今回が2回目の始球式となったが、堂々としたピッチングを見せ、「ワンバウンドして悔しいけど、全力で投球したから100点です!」と元気いっぱいに語った。
目的のためには手段を選ばない咲を全身全霊で演じきった吉本だが、「咲は頭がよくて二面性がある。言ったことのないようなセリフも多いですし、向き合えるか不安でした」と、悩みながらの撮影であったことを吐露。約1カ月間の入念なリハーサルを経て役作りに励んだが、「お芝居は楽しいけれど、今回の役はどう楽しんだらいいかわからなかった。そんなときに、大塚(祐吉)監督から『相手がどうやったら傷つくかを楽しみなさい』とアドバイスをいただいた」と明かした。劇中では、咲と安藤の激しいののしりあいが繰り広げられるが、「内野さんとの共演は、引かずに、遠慮なしに演じました」と胸を張った。
「罪の余白」は、谷村美月、葵わかな、宇野愛海、吉田美佳子、堀部圭亮、利重剛、加藤雅也らが脇を固める。10月3日から全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント