「BTTF」“ドク”ことC・ロイド、マーティの恋人&デロリアンとともに来日!
2015年8月22日 12:34

[映画.com ニュース]ハリウッドスターと直接交流ができるファンイベント「ハリウッド・コレクターズ・コンベンション」のため来日中の、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズでエメット・ブラウン博士(ドク)役を演じた米俳優クリストファー・ロイドと、主人公マーティ(マイケル・J・フォックス)の恋人ジェニファーに扮したクローディア・ウェルズが8月21日、都内ホテルで開催された前夜祭イベント「スペシャル・プレビューナイト」に出席。日本のファンと交流し、シリーズの映像を見ながらのトークに花を咲かせた。
熱狂的なファンに出迎えられた2人は、フォックスがパーキンソン病の研究のために立ち上げた「マイケル・J・フォックス基金」所有のデロリアンの前で記念撮影。このデロリアンが日本に運ばれたのは今回が初めてで、夢のような光景にファンからは歓声が上がった。
今年はシリーズ第1作が公開されてからちょうど30年の節目であると同時に、第2作でドクらがタイムスリップした“未来”でもあるアニバーサリーイヤー。ロイドは「1985年に封切ってから30周年。当時劇場に見にき来てくれた子どもたちが大人になって、そのまた子どももまたこの映画を見てくれる。このサイクルがずっと続いているので、この素晴らしい映画の一員であれたことを誇らしく思っています」と感慨深げに語った。
実際の2015年についてウェルズは、「何でまだ車は飛んでいないのかしら?(笑)」とジョークで会場を沸かせ、ロイドは「素晴らしいよ」と感無量の面持ち。劇中でタイムスリップする10月21日の予定はまだないと言いつつも、「何かが起こるんじゃないかな? 10月22日は誕生日だしね」と期待に胸を膨らませた。会場がハッピーバースデーの大合唱に包まれると、「ありがとう! 77歳になるよ」と、30年前と変わらぬ笑顔を見せていた。
さらにロイドは、お気に入りのシリーズを「第3作だね」とキッパリ。「西部劇はワクワクするし、僕がなかなか演じる機会のないロマンスもあった。蒸気機関車に乗ったり、乗馬をしたりできたので非常に印象深い」と当時を振り返った。また、危険なシーンもほとんどスタントを使わずに自分で演じたといい、「1番気を付けたのは落ちないようにすること。機関車に実際に自分でしがみついていたんだ」と得意顔。一方のウェルズも「当時の撮影は5分前の事の様に覚えているわ。キスシーンはリハーサルなしで感情だけでしたのよ」と当時を懐かしんだ。
また、2人とも現在フォックスと会う機会があるといい、ウェルズは「言葉はいらなくて、お互いに見つめあってハグするの」と今なお続く絆を明かした。さらに、パーキンソン病と闘うフォックスについて「彼に、病を患ったのは神があなたを選んだのかもしれないと伝えているわ。彼でなければ、この病気についてこんなに世界を変えることはできなかったもの」と尊敬の眼差し。ロイドも「言葉が少なくても通じ合うものがある。彼も最近は精神的にも充実していて、以前の様にユーモラスでウィットにとんだジョークを飛ばしたりするんだ」と近況を伝えていた。
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